必要な思考と行動

おはようございます。

P&Mグループ管理職研修ご参加の皆さんありがとうございます、そしてお疲れ様でした。今日からのお仕事に学んだ事の一つを実践ください。事上磨練、実践してこそ人格は磨かれ高められます。
私たちは誰でも良いこと悪いことは知っています。知っていますが、果たして良いことを行い、悪いことをしないというように自己管理をしているでしょうか、実践となりますとはなはだ怪しいものです。よく言われますように、人の悪は見えるが、自分の悪は見えないのです。だからこそ「学び、心学は大事」です。
ではどのようにあれば社会の中で人様に嫌なことをせず、自身の悪を戒めることが可能と出来るのかという事が肝心です。
「必要な思考と行動」。
論語、顔淵(がんえん)第12、2条「仲弓(ちゆうきゆう)、仁を問う。子曰く、門を出(い)でては大賓(たいひん)を見るが如(ごと)くし、民を使うには大祭を承(う)くるが如くす。己の欲せざる所、人に施(ほどこ)すこと勿(な)かれ。邦(くに)に在りても怨無(うらみな)く、家に在りても怨無(うらみな)からん。仲弓曰(ちゆうきゆういわ)く、雍不敏(ようふびん)なりと雖(いえど)も、請(こ)う、斯(こ)の語を事(こと)とせん。」。
意は「仲弓(ちゆうきゆう)が仁を質問した。これに対して孔子は、一度家の門を出て社会の人々に接する場合は、あたかも貴(とうと)い賓客(ひんかく)にまみえる時のように己が身を慎(つつし)み、又民(またたみ)を使う場合は、目下の者であるからといってあなどることなく、あたかも国家の大きな祭典をうけたまわり奉(ほう)じてとり行う時のような気持ちで、礼と敬とを以(もつ)て民をとり扱う。このように己の行動は慎み深くし厳格にして行くが、一般人に対しては、自分自身が希望しないことを、他の人にしかけていくことをしない、つまり寛大な思いやりの心を以て接して行くようにする。これが仁である。このようにして行けば、その人は諸侯(しよこう)の国につかえても、大夫(たいふ)の家につかえても、人からうらみを得ることなく、おるところおのずから春風を生じ、争いなき平和がもたらされるであろう、と教えた。これを聞いた仲弓は打ちよろこんで、私は愚かな者でありますが、只今お教えの三言を怠(おこた)らず、一心に実践に努めたいと存じます、と答えた。」。
思いやり、仁の実践が己を戒める最大の方法ではないでしょうか。「己の欲せざる所、人に施すこと勿かれ」ですね。いい言葉、教えです。人様を尊敬し大切に行動をすればおるところ春風を生ずる、春風を生ずることの出来得る人間で在りたいものです。
今日は心華寺「座禅会」午後1時から2時です。体、呼吸、心を整えれば心穏やかになり邪心を少なくします。どうぞ参禅ください、お待ちしております。明日は「巳の日礼拝行」午前9時半からです。こちらへのご参加もお待ちしております。今日も何か良いことがありますように。

世界平和をお祈りいたしましょう。Flower in your mind・ありがとう・心に華を咲かそう。 合掌
 私たちは東日本大震災の復興を祈り応援します。
今朝の東の空。

西の空。