基本

おはようございます。

心華寺「写経会」ご参加の皆さんありがとうございます。般若心経に集中する、回を重ねれば重ねるほど六根清浄となり、自身も周囲の人をも清めてまいります、お続けください。続ければ続けるほど心身の豊かさを覚え、安心の人生が展開します。
早いですねもう週末、「時 人を待たず」、大事に過ごしたいものです。それにはやはり日々基本のスケジュールを持つ事でしょう。会社のスケジュールとは別に自身のスケジュールです。この二つを両輪として歩む。でなければ会社にも家にも漏れを生じてしまう恐れがあるからです。双方のバランスを大事にしましょう。
仕事は指示があったり、期限があったりと目安がありますから意外と対応しやすいかもしれません、が自分のこととなりますとこれまた以外と時間をルーズにしてしまい、バランスが悪くなり、余り良いことが起きないということではよろしくありません。プライベートだからこそ確かな時間を持つべきです、基本、土台だからです。
「基本」。
仕事をしていながら、自分の人生を嘆いたり、自分のことをしていながら、仕事が心配、というどっちつかずの思いをするようでは、公私ともに何も確立していないのです。と同時に自分も人様をも愛しておらず、大切にしていないのです。
仕事は自分の人生を確立する縁であり、仕事は自身の人生を確立する縁であるのです。このことを確かにしていなければ、どのような知識を得て良いのか、どのように人に対すべきかさえ分からないのです。仕事と自分の関係を確かにしてこそ学ぶ意欲も、己を高める意欲にもなるのです。
だからこそ仕事で自分を表現する、パフォーマンス出来る喜びが生まれるのです。事上磨練(観念の中ではなく、実際の行動の中で知識を磨き、精神を練ること)です、上達することの楽しさを知ればやめられないのです。失敗したら修正するという喜びに目覚めれば、モチベーションは落ちません。
論語、里仁第4、14条「子曰く、位無(くらいな)きを患(うる)へずして、立つ所以(ゆえん)を患(うれ)う。己(おのれ)を知る莫(な)きを患(うる)へずして、知らる可(べ)きを為(な)さんことを求む。」
意は「孔子言う、人は自分に地位のないことを気にとめる必要はない。いかにしたならば、その地位に立つに足る実力を養うことが出来るかという点に心を用いるべきである。又世の人が自分の価値を知ってくれぬことを心にかける必要はない。いかにしたならば、人から知られるだけの資質を得られるかという点に心を用いるべきである。」。
孔子は弟子たちに出世するという気概を持てと教えています。何故ならば天命を大いに役立てるべきだと言っているのです。ですから名声やお金のことを先に考えるのではなく、出世できない事をクヨクヨする前に、自分がその地位に立てる実力を持っているかを考えなさい、周りが自分を認めないと思うのではなく、「どうすれば認められるかを考え行動することが大事だぞ」と教えたのです。
己を大事にすればこそ自分に何が足りないのかを自覚し、学問修養すれば、評価も地位もお金も後からついてくるのです。自分を高めるという基本を大切にしましょう。今日から一泊二日でM&Uスクールが開講です。受講生の皆さん気をつけて入山ください。お顔を拝見して下関に移動します、お待ちしております。皆様の一日が充実した一日となりますことをお祈り致します。

世界平和をお祈りいたしましょう。Flower in your mind・ありがとう・心に華を咲かそう。 合掌
 私たちは東日本大震災の復興を祈り応援します。
三日ぶりの晴れ、気持ちの良い朝を迎えましたので空を眺めました。未だに何か無ければ幸せを感じないようです。いつまでも未熟です。