万法帰一

おはようございます。

心華寺で開講されていますM&Uスクール受講生の皆さん昨日はありがとうございます。今夕までしっかりと学んで下さい。心学は平素の行動で人柄となる学びです、インプットしただけでは人柄とはなりません、心がけている中に自然と身についていくものです、だからこそ学び続けるのです。又お会いしましょう。
私が大事にしている一つに日常生活があります。昨日も書いていますが、人格を形成するには様々な要素がありますが、どのような事柄であっても、言葉や行動にするときは日常の生活態度に人格が表れます。物事に対する一挙手一投足が姿勢に表れているのです。ですから日常生活を何となく過ごしてはならないのです。
「万法帰一(まんぽうきいつ)」。
表題の意味は「別々の事柄が、同一のものに帰着すること。一つの真理に帰一する」ことを言っています。ですから自分の言語行動はすべからく一に帰すことを知るべきです。何でもないようなことにでも自分の心根、心情が出ていると考えて行動しましょう。
分別、という言葉がありますが、分けて考えることです。自身では都合の良いように分けて考えているように思っていても、人様から見れば歴然、同じ人間がやっていることですから、別とは考えず、ですから何事にでも真摯に立ち向かっていなければ、「え、あの人が、あんなことを」といった具合になるのです。ですから自分が思うように評価が得られていない原因が、何気ない日常の生活態度が真摯に誠心誠意立ち向かっていないことを思うべきです。
自分の夢を持っているのであればあるほど日常生活を大事にしましょう。
万法(全ての事柄)は帰一するのだと考えるようになりますと、目の前の日常のことであれ、仕事の世界であれ一工夫も、二工夫もヒラメクようになるのです、又新たな喜びが湧き出て輝きも増し、あなたを見る周囲の目が変わってくるのです。
人生とは不思議なものです。物が真っ直ぐかどうかを見る場合、その場から少し離れて見るのが常です。人は灯台もと暗しの場合が往々にしてあります。仕事をしているとき見えなかった人柄が、何気ないところで出るものなのです、そこを先輩や上司、同僚が見て、「へー、あいつあんな所があったんだ感じ入り、新たな仕事を得るチャンスともなり得る(その逆もあり得る)」のですから、如何に何でもないことが大事かということになるのです。
人間何気ないときにその人の本質が出るものです。だから普段の生活態度が大切なのです。皆さんそれともう一つ優しい人の前では用心しましょう。こちらも本質が出るからです。いわゆる人をなめたらいけないのです。特に目下の人の前では行儀良くしましょう。
明日は愛宕寺「月例・幸福開運護摩祈願祭」午前10時からです、どうぞおまいりください。今日も素晴らしい一日でありますように。何気ない畏敬の祈りが人柄となり、自然豊かな人生と化すのです。畏敬という無限の豊かさの行動が心を豊かにするからこそ多くのチャンスが舞い込むのです、お待ちしております。

世界平和をお祈りいたしましょう。Flower in your mind・ありがとう・心に華を咲かそう。 合掌
 私たちは東日本大震災の復興を祈り応援します。
新大阪駅で警察犬がお仕事中、警察犬というのは恐いのかな?と思っていたのですが、警察犬は優秀なので状況を察知して何もない人達にはとても優しいのだそうです、驚きでパチリ。



広島駅の近くのマツダスタジアム

日本昔話に出てくるようなお山に感じたので。