分かち合う

おはようございます。

「心学」を学べば「感性が豊かになります」。感性とは「思いやりの心」。知識では割り切れないもの(割り切れない人生)を「割り切れるようにできる、思いやりの心が感性」です。その結果争うことなくお互いがお互いの才能を生かし、互いの知恵を引き出すことができる「思考力も増す」のです。
心学を修め豊かな心となれば、豊かな人生となり、素晴らしい世の中になると信じています。何故信じられるかと言いますと、心学を修めた先人すべてが心豊かに人生を全うしたからです。
衝突するのは謙譲を知らず、争いを引き起こすのは敬愛を知らず、独善的な怒りの感情に負け己を見失い、傷つけ合い全てを失ってしまうのです。一人の思いやりが万人の思いやりある人を生み、一人の争いが万人の争いを生む人を生むのです。どちらの世の中にすべきかは言わずとも、前者であることは知れるはずです。
感性が豊かになれば無理をせず、道理に外れず、見栄を張ることもせず、感謝の日々を過ごすのです。
「分かち合う」。
豊かな人生を送った人の多くは「思いやり豊かな人」。何が豊かと言えば、知る知らず、勝った負けた、早い遅いという二元世界、対立世界、我の世界から人様を見ないのが豊かな見方です。
同じ勝ち負け、遅速を見ても、感性の豊かな人が見れば、「勝った人をみれば、素晴らしいなぁ〜と見、負けた人を見ても、負けても一生懸命にやっている、これまた凄いなぁ〜と見る」。これが感性ある思いやりの豊かな人です。ですからいつも「お手本として精進するのです。何事からも学ぶ情報を得、進化発展」してしまうのです。
また感性の豊かな人は何事でも「分かち合える人でもあり」ます。人様の喜びを我が喜びとし、哀しみを吾が哀しみとするからです。
また感性の豊かな人はどんな場にあっても直ぐ溶け込み、多くの人と喜怒哀楽を分かち合うのです。五つの物を四人で分けるときは、今目の前に居ない仲良しの友に一つを「あの人にあげよう」と進言し、残りの四人で分け合うことの知恵ともなるのです。
このようなことを簡単に理想だとかたづけてしまうようでは良くありません。そのようなことではギスギスした人間社会、人間関係しか無くなるのです。機械的に判断することも大事ですが、やはり思いやりは人間関係の潤滑油として大事です。
雪が溶けたらどうなるの「春になる」という思いが感性です。これから暑くなるに従って洗濯物が沢山でます、きれいになった洗濯物を見てお母さんは大変だろうな〜と思うことも感性です。ご飯一つとっても同じです、用意から後片付けまで大変だな〜、手伝おう、と思う心、ありがとうと気づく感性豊かで思いやりの厚い人が多く在って欲しいですね。感性が豊かになれば気配り、心配りが豊になり人生を豊に過ごすこととなるのです。
今夜は「にんげん学」小倉講座「老子を読む」です。老子は「自然だよ、自然のように生きるのだぞ、感性を育みなさい、思いやりを豊かにしなさいと導く」素晴らしい学びです。分かち合う人は多くの人と共に歩む故、結果として繁栄がもたらされます、ご一緒に学びましょう、会場でお待ちしております。今日も素晴らしい一日となりますことをお祈り致します。

世界平和をお祈りいたしましょう。Flower in your mind・ありがとう・心に華を咲かそう。 合掌
 私たちは東日本大震災の復興を祈り応援します。
愛宕寺の近く日和山公園に登ってきました。日和りという名前が又いいですね、上から眺める景色が余りにも素晴らしいので、ゆったりとして時間を忘れてしまうから、日和りなのでしょうかね?、散歩にはちょうどいい距離。本当は夜景を撮りたいのですが、少々恐い。誰か一緒に行ってくれる人があったときの楽しみにします。
かわいい道標


高杉晋作の像、関門海峡を見て、晋作は何を見ていたのでしょう

日和山からのランドマーク「海峡夢タワー」


響灘のしずかな海面

響灘に向かって立つ風車、ドンキホーテになっらって人生まっしぐら