義に

おはようございます。

「不滅の法灯・ご分灯記念・報恩登山」並びに「結縁潅頂」ご参加の皆様ありがとうございます。
私はのっぴきならない用事ができ残念ながらご一緒出来ませんでした。誠澄が大役を務めてくれたので安心しました。今年も皆様におまいりいただき報恩の行動ができました、感謝致します。
今後とも行動する私たちで在りましょう。それが何事の夢も叶う王道です。道を歩んで行くことこそが繁栄の道であり、何を為さなければいけないのかの声が聞こえ道が示されてきます。
「義に喩(さと)る」。
論語、里仁第4、16条に「子曰く、君子は義に喩り、小人は利に喩る。」とあります。意は「孔子言う、君子は万事を処するに当たって、まず以てその事が義すなわち正しい道筋に叶っているかどうかということを敏感に悟るが、小人はまず以てその事が利になるかならぬかということに敏感に悟りとる。」
この語は人生を大成させる人と、そうはならない人の分かれ目が、義に着眼するか、利に着眼するかに在ることを明らかにしたものです。人を思いやる心で行うか否かですね。損か得かだけでは目の前は明るくはならないのです。
また同じ里仁第4、12条には「子曰く、利に放(よ)りて行えば、怨(うら)み多し。」。意は「孔子言う、自分の利益本意で物事を行ってゆくと、人のうらみを買うことが多い。」。
これも、人の行いは己の利によってのみすべきではないことを戒めたものです。人様と我の利害は、多く相反し衝突することが多いものです。我の利なるところが、人には害になるところがこれまた多いと思うべきです。
怨は心に怨恨を感ずることであり、実はにくしみよりも恐ろしい結果を得ることをしらなければいけません。
ここ数日皆様の義を感じる日々でした、今後とも義に喩る私たちで在りましょう。今夜は「にんげん学」大阪講座「老子を読む」です。老子はこれまた利をもとめるような「さかしらな行為は捨てよ、でなければ破滅を早めるぞ」と教えます。
阪神地区の皆さん会場でお待ちしております。今日も素晴らしい一日となりますことをお祈り致します。

世界平和をお祈りいたしましょう。Flower in your mind・ありがとう・心に華を咲かそう。 合掌
 私たちは東日本大震災の復興を祈り応援します。
昨日の第15回「不滅の法灯・ご分灯記念・報恩登山・結縁潅頂」の様子です。登山いただきました皆様今日からまた新たな御仏が守護くだされます。日々のお仕事に安心しご精進ください。何か困難が生じた時はチャンスと捉えることです、何で?と疑問を感じたときから守護は消えてしまいます。(誠澄撮影)
何故、結縁潅頂が素晴らしいのかのお話をいただく、お説戒。

整列していよいよ潅頂堂へ。

さあ、結縁潅頂の道場へ入場です。

根本中堂への大きな道標。

下界も美しいですね。