親孝行

おはようございます。

駅や新幹線は家族連れが目立ち、幼い子どもを連れての里帰りでしょうか、微笑ましいですね、それとやはりお母さんは強いなあ〜という思いです。みんな良い子に育って欲しいですね。
「親孝行」。
親孝行などと話しするのは極々最近ですが、やはりこの年になりますと、親孝行は人生の基本です。親を亡くして随分となります。親孝行ってどのようなことをいうのだろうかと、ふと考えるときがあります。
やはり一つは親の言っていたこと教えてくれたことを為すことです。最近ああこんな事を言っていたな〜、あんな事もといった具合に、思い出されそれを出来る限り実行しなければとも思うようになっています。
親が元気なときにも親の言葉を大切にすることはもちろん大事ですが、それ以上に親が亡くなって以後に親の言葉を大切にすることが親孝行だと思っています。
このことは社会でも同じ事でしょう。先輩上司の言葉を大事にして、目の前に居なくなったときその言葉を忠実に実行しようとすることです。目の前を去ったからといって言葉を大切にしないようではいけません。このようなことは、自分で自分を貶(おとし)め辱(はずかし)めているからであり、どんなに夢や希望を持っていたとしても、その実現はならないことを知るべきです。
論語、学而第1,11条「子曰く、父在(ちちいま)すときは其の志を観(み)、父没(ちちぼつ)するときは其の行を観る。三年父の道を改むる無きは、孝と謂(い)う可(べ)し。」
意は「孔子言う、父親の存命中は、子は多く父の命に従って事を行い、自分勝手に物事を処理し得ないのであるから、その子が真に親孝行かどうかは、その行いを見ただけではわからない。いかなる志を抱いてつかえているかという、その志の存するところを観察しなければならない。これに対し、父親がなくなれば、子は諸事自分の思うままにすることが出来るから、そのなす行いを観察すれば、その子が真に親孝行であるかないかを判断することが出来る。
この観察法によって人を観た場合に、もしその人が親の喪中の三年間、以前として亡き父のやり方を守って、諸事をとり行ってゆくというようであれば、その人こそ真に親孝行の人といってよろしい。」。
いかがですか、世間では親が亡くなり途端に自分のやり方をしてダメにしてしまうという方を良く見ますが、親孝行は亡くなった後の行動がその人柄として出てくるのです。
今日は第一日曜ですので心華寺「月例・幸福開運祈願祭」並びに「先祖、水子、物故者・盆・施餓鬼法要」です。ご先祖様を回向供養する家庭は当然のことですが静かに確かに安定し繁栄しています。午前10時からです。おまいりをお待ちしています。今日も素晴らしい一日でありますよう。

世界平和をお祈りいたしましょう。Flower in your mind・ありがとう・心に華を咲かそう。      合掌
 私たちは東日本大震災の復興を祈り応援します。
東京の「ぶら和尚」は新宿で話芸の勉強をしました。新宿「末廣亭」です。