現実逃避

おはようございます。

昨日から立秋、夜明けが遅く日没が早くなっています、自然の運行は凄いですね、朝晩は虫の声も大きくなっていますが、しかし日中は猛暑、気をつけましょう。
昨日午後から5名の子ども達が寺で合宿しています、元気です、無邪気です、それがいい。また姫路から高校生のM君が今年も手伝いに、嬉しい事です。
子ども達を見て子どもの頃を思い出しました。何度か書いていますが、私は現実に不適合な子でしたので、いつも夢の中にさまよっていたのではなかったか思っています。
「現実逃避」。
それは現実を逃避していたのではないかということです。寝ていて見る夢は正常ですが、白昼夢は異常な精神ではなかったのかとも。しかし表現を変えれば「創造・想像(否妄想ですかね)」、本当は異常でもなんでもないはずだとも思っています。子どもの頃はやはり周囲には異常に見えたでしょう。
現実に対応できなかったために逃避していた、逃避していたから楽しかったかといえば、やはり楽しいはずもなく、孤独感に苛まれ、現実対応ができていないのですから過去の思い出は苦しいこととして残っています。人間は過去を背負って生きているとも言えます。これは否定できません、いつも過去の呪縛から逃れたい一心でした。
しかし同時に「過去・現在・未来の意識も確かに内在しているのも事実」です。これは永遠性のものです。いつも未来を思考していたようです。
であるならば、自分が嫌だと思って過去からの逃避、この思いは「理性ともいえるのではないでしょうか」?。未来に思いをはせることの出来る理性は「人間の崇高な理性ではないかと思うのですが」?、いかが思いますか皆さんは。私の勝手な思いですが素晴らしい科学者や発明家はこの過去の失敗や苦をある意味では逃避し、逃れるために「未来への発想・創造(想像)をしたのでは」とも勝手に考えています。
私は逃避が悪いとは考えていません、「一時の避難、待避」だと考えるからです。現実に対応できなかった苦しみは誰でも経験、体験しているのではないでしょうか。だからこそ「仁道・思いやりの社会」が大事だと改めて子ども達の姿を見て感じています。一人の人間が思いやりの心で譲れば万人が謙譲の心となることを信じています。
今日も暑くなりそうですが、急がば回れ、譲って楽しい人生としましょう。お盆の休日帰省ラッシュも、この譲り合いで楽しく帰省をしてみましょう。今日も譲り合いで楽しく過ごしましょう。

世界平和をお祈りいたしましょう。Flower in your mind・ありがとう・心に華を咲かそう。      合掌
 私たちは東日本大震災の復興を祈り応援します。
子ども達が無心に「六根清浄」写経です。

夕方のお勤め、祈り合いで互いの夢を実現しよう。

夕食、功の多少を計り彼の来所を量る。目の前の食物にいろいろな人の手を経てきたことに感謝しましょう。

信者のEさんが子ども達へと差し入れ。

※8月16日、京都五山送り火「大文字を拝む夕食会」を開催します。参加人数に若干余裕がありますのでご希望の方はお申し込み下さい。場所は:清水・京料理「日月庵」です。美味しい京料理をいただき、心静かにご先祖を送りましょう。四つの送り火を拝むことが出来ます。このような場所は他にはありません。ご参加をお待ちしております。
お申し込み:心に華を咲かそう会。0774(44)5380です。会費一名:10,500円(飲み物は各自負担)。