本が

おはようございます。

昨日からお盆、皆様のことですので、わかっていますと言われそうですが、どうぞご先祖様にしっかりと四日間お勤めください(四日間とはずっ〜っと毎日しなさいというメッセージが隠されているのですよ皆さん)。
何度も書いています。ご先祖様はものを言わないからこそ誠実にお仕えすることです(言われてからやるのは気分の良いことではない、それよりも正しいことに反抗心が出てしまう最悪な事態を招くことがよろしくない)。
言われないからこそ、これでもかと言うくらいにお仕えしましょう。それくらいやっていますと、現実のお仕事でも気配り、心配りが深まるようになるのです。
「小人閑居を為せば不善を為す」という言葉があります、自分が「小人だ」と思っているくらいがちょうどだと先日も師にお会いして実感しています。自分は小人だくらいに思っていませんと、知っていながら行動せず閑居を為し不善を為すようになり、行動しなかったことを後悔をするような羽目に陥るのです。知っていながら行動しなかったことが人生一番悔やまれます。このようなことが起きないように日々物言わぬご先祖に尽くし、フットワークを軽くするよう心がけましょう。
「本がなければ」。
ご先祖様を大切にするということには難しい理屈はありません、大きく生長したければ「継続されてきた先祖を大切にする」ことです。土台、根っこがなければ生長も何も無いのですから、立ち枯れするだけです。
ご先祖を否定、否定しているつもりでなくとも、お祀りをしていない、供養をしていないということが「否定」です。最も大切で身近なものを大切にできないような人が世間様を大切にできる道理はないのです。ご先祖否定は社会の否定にもなっているのです。
自身が「生命の継続に感謝できなければ」、あなたの「意志を継ぐ人は」出ては来ません。ご先祖に感謝せずに継続のなった家、繁栄した会社は歴史上存在しません。上の人を大事にしないような家や会社は常に反乱しか起きないのです。我利我利亡者しか集まらず自分の利益追求のみを考え、利害闘争に明けくれ、信頼関係も協力もなく、継続はあり得ないのです。
「大学」に「物に本末有り。事に終始有り。先後する所を知れば則ち道に近し。」と有り、物事の本末、自身の本末は本が先祖であり、末が自身です。必ず人生には先にしなければならないことがあり、それを怠れば良い結果など得られるはずもないと云うことです。故に「本末、終始、先後」を知れば道に叶った人生と為すと教えるのです。
ご先祖様を大切にしますと、物事の本質が見えてきます。そうすることで自然社会の中で大いにあなたの実力を発揮できる世界が作られるのです。上を大切にされる方は必然的に下の人をも大切にするのです、だからこそ継続がなり大を為すのです。今日も先後を確かにして豊に過ごしましょう。
 
世界平和をお祈りいたしましょう。Flower in your mind・ありがとう・心に華を咲かそう。      合掌
 私たちは東日本大震災の復興を祈り応援します。
面白い夕焼けでしたので。