日常生活

おはようございます。

「にんげん学」一宮講座ご出席の皆さんありがとうございます。人生を豊にするために学習すればいいのだとはわかっていてもなかなかどうしてあらためて学習することは難しいものですよね、だからこそ日々の習慣が大事です。いい習慣を身につけましょう。
でなければ昨日学びました「子曰く、唯上知(ただじようち)と下愚(かぐ)とは移らず」となりかねません。「性は相近し、習いは相遠し」です。人間は生まれつきでは大差はありません、その後の学習によって差がつくのです。ああなりたいな〜と憧れを持っていても、学びを確かにしなければいつまで経っても生長はなく、その差も縮まりません、むしろ開くばかり。精進しましょう皆さん来月も楽しみに出かけてきます。
「日常生活」。
公私の世界で皆さんはどちらに重心を置いていますか、やはりバランスよくありたいですね。公に重きを置くときも私に重きを置くときもあるはずです。バランスをよくするためには家族や会社の同僚の互いの思いやり信頼が必要です。そのためにも日頃の言行が大切。
習性とは私たちの日常生活の在り方そのものです。いくら学問知識を積んでも、社会的地位を高めても、経済的に豊になっても、その人の日常の生活ぶりや言動によって、お里が知れてしまいます。習性というものは隠しようがないのです。日常生活そのままが習性だからです。
常日頃の私たちの生活ぶりを振り返って見ますと、目的と手段を取り違えていたり、いつの間にか目的を見誤っていたことに気がつくときがあります。これでは正しい習性が身につくはずはありません。やはり生活の核に据えるにふさわしい、ゆるぎない「理念」がほしいものです。それが「心学」による「在り方」ではないでしょうか。
心学を学ぶのは堅苦しく生きることではありません、むしろ逆です、心学に基づいて暮らせば、私たちを解放し、真の自由な道を開いてくれるはずです。それは「恕」思いやりの心で無理のない生活を送るようになるからです。
今夜は「にんげん学」東京講座、東京地区の皆さん会場でお会いしましょう。今日も思いやりを厚く日常生活を大切に過ごしましょう。今朝は久しぶりに気持ちのよい朝です。

世界平和をお祈りいたしましょう。Flower in your mind・ありがとう・心に華を咲かそう。      合掌
 私たちは東日本大震災の復興を祈り応援します。
昨日一宮に来る道中で伊吹山をパチリ。途中で雲が余りにもきれいだったので。
「にんげん学」一宮講座の会場をご提供いただいています「一宮マツダ」さんの社員さんの美しい労働姿と会社です。