体が

おはようございます。

寺に居て久しぶり朝ゆっくりしました。「にんげん学」京都講座「老子を読む」ご出席の皆さんありがとうございます。老子の「体は天へとつながる」という言葉、すごいですね、おどろいてしまいます。
意識でよしやろうとしても、体が快の状態でなければ何事への和合はあり得ないということです。嫌々やっても進みもしません。
道ががあるから「一気(いっき)(万物のもととなる混然の気)が生じ」、一が分かれて「陰陽の二気」となり、陰陽(自他・天地)の二気が交合して「冲和の気(天と地(自他)の調和した気が使命をもたらし)が三となり」、その三が「万物(無限の仕事・可能性)を生ずる」というのですから和合が如何に大切かですね。それも自身に正直となり、気持ちに嘘をつかないで和することです。気持ちの中で是としなければ体も喜ばないのです。喜ばないから行動とはならないのです。嫌々やってはストレスがたまるだけ、心身一如でなければいけません。
「体が喜ぶ」。
仕事をしていて何時間でもやっていることができるという状態は「体が喜んでいる」から疲れを知らないのです。このような状態が「心身の快の状態」。心身の快の状態で仕事が出来る人がリーダーとなっていくのではないでしょうか、心の軸がぶれない。
いわゆる、辛抱するという意識がなく、辛抱という気持ちが起きない。こうでなければ人生の充実はあり得ないのかも知れません。私は若い頃、老子的教えを知りませんでしたが、鈍でありましたので、出来る(行動出来る。体現できる)事しかしてきませんでした。それがよかったのかも知れません。
楽しい人生をという「一気」はありましたが、愚鈍である私は師や兄弟子、人様に指示命令をいただき懸命に無心にやることをモットーとしてはいましたが、下手は下手、出来ない事は出来ないと明快に周囲に分かります。自然と出来ることを指示命令してくださるようになったのではないかと感謝しています。人様の心、人情はありがたい。
出来て威張らず、出来なければ言い訳をせずという姿勢を貫きました。先日宮沢賢治のアメニモマケズ心展を見て来ましたが、アメニモマケズの中に「アラユルコトヲジブンヲカンジョウニ入レズニ」そして「デクノボウトヨバレタイ」という下りがありますが、そのように柔軟に歩もうと私も考えていました。
頭の中、意識の中で生きるのではなく、社会は実践の場です。実行の場です、憧れを持つことは是としましても、実践できずに悔やむ人生を送ることではなく、実践できることで磨きをかけたいと考えたのです。そのことが「万物を生み出したのでは(これまでの出会い、使命をいただいた中で実践出来た事柄)」と感謝しています。
皆さん自分に今日も正直に生きましょう。体は正直です、頭の中であれこれ悩んだとしても行動が無ければ堂々巡りするだけです。
今日午前10時から大阪のO工業協会様一泊二日管理職研修が行われます。研修生の皆さん気をつけておいでくださいお待ちしております。

世界平和をお祈りいたしましょう。Flower in your mind・ありがとう・心に華を咲かそう。      合掌
 私たちは東日本大震災の復興を祈り応援します。
「にんげん学」京都講座後「洋食・ぼんじゅーる」さんので懇親会の料理です。
黒毛和牛のお刺身

和牛の天ぷら

肉じゃがトマト風味

霜降り和牛のサイコロステーキ、キノコソース

マスター昨夜も美味しくいただきました。ごちそうさまでした。来月も楽しみ伺います。勉強会はマスターのごちそうで持っていますのでよろしく。