流れ

おはようございます。

毎日が永遠に続くように思っていた若い頃、今は人生には終わりがあるということがひしひしと感じられます。大事にしなければとの思いが強くなります。何を大事にすればいいのでしょう。やはり身近な人々であり、周囲の方々です。
何事の縁も奇縁、縁は摩訶不思議なものであり、大事にしなければとつくづく思います。人間は一人では何事もできません、当たり前のことですが、それがわかっているようで勝手な生き様をしているのが私たちかもしれません。
「流れ」。
論語、子罕第9、17条に「子、川の上(ほとり)に在りて曰く、逝(ゆ)く者は斯(か)くの如きか。昼夜を舎(お)かず。」。
意は「孔子はある時、川のほとりに立って、水の流れを眺めながら歎息して言った。移りゆくものの姿は、実にこの流水のようなものであろうか。夜昼の区別なく、やむ時がないと。」。
これには、いろいろな解釈があります。これは或いは月日のたつのを惜しんだ言葉かも知れません。現在から未来へ途切れることなく続いている時間の流れ、つまり、今「現在」自分が為していることが、結果的に「未来」へつながっていくのだという、そういう積極的な孔子の思想や願望を表しているのではないでしょうか。
周囲の大切な方々がいつしか目の前から去ってしまう現実を目の当たりにして上の条を思い出しました。今日も大切に過ごしましょう。

世界平和をお祈りいたしましょう。Flower in your mind・ありがとう・心に華を咲かそう。      合掌
 私たちは東日本大震災の復興を祈り応援します。
久しぶりに夕日がきれいでした。