人への接し方

おはようございます。

台風18号の影響で強い雨と風が、京都府全域にも大雨警報が出て宇治は一部の地区が避難しており、各地に被害が出ないことを祈っています。
人間しっかりしているようで弱いものです。いつまで経っても勉強と修行が必要なようです。それでよいのかも知れません。未熟さを感じるのもまだまだこれからだと思えますし、感謝すべきなのでしょう。
愛別離苦(あいべつりく)(愛する者とも分かれなければならない苦しみ)、会者定離(えしやじようり)(会った人とは離れなければならないのが定め)の理(ことわり)と知っても、現実となるとそうはいかず、涙腺(るいせん)がゆるみオロオロするだけです。宮沢賢治雨ニモマケズの言葉が思い浮かびます。
そのような中で又新たに人様の素晴らしさ、ありがたさを感じ共に居てくれる人が在ることに感謝です。何度もこのようなことを繰り返すのが人生なのかも知れません、そして再び希望を持つ大切さを教えてくれる。
「人への接し方」。
今日は「敬老の日」、私も老境、「六十耳順」とはいかず未熟なまま、まだまだこれからだと一人ごちています。論語、公冶長(こうやちよう)第5、26条に孔子が弟子達に「どんな人で在りたいのか」と質問したおり、弟子達が一通り答え終わると、弟子が「先生の思いはどのようなものでしょうか」と質問しました。
孔子の答え「老者はこれを安んじ、朋友はこれを信じ、少者はこれを懐(なつ)かしめん。」との答え。意は「老人には安心されるよう、友人には信頼されるよう、若い人には慕われるようでありたい。」。凄いですね、このように気づくことが、読めばなるほどと解るのですが、気づけない。
孔子は相手を三つに分けて、それぞれに対する向き合い方を教えているのが素晴らしい。なかなかこのように考えが及びませんしできません。どこででも、誰にでも同じような対応の仕方、自分のやり方で接し、相手を考えず不和が生じるなどという話しは日常にあります。
家庭で、職場で、仕事先の人とは、同僚とは、友人とはといった具合に普段に活用できるように教えてくれています。相手によってどのような接し方をすべきかの思いを確かにできれば、年令や性別が違ったとしても当を得た対応が出来るようになるのではないでしょうか。
この教えはどのような人にもサポ−トしなさいということではないでしょうか。ややもしますとサポートを忘れ自分が主体となってしまいかねません、注意すべきです。
安心、信頼、慕われるように在りたいですね。それには日常の生活態度が大事です。日常生活の思いが外に一歩出たときの対応の仕方となるからです。平素から先輩を仲間を友を後輩を大切にサポートしましょう。台風がこれ以上強くならないことを祈りましょう。

世界平和をお祈りいたしましょう。Flower in your mind・ありがとう・心に華を咲かそう。      合掌
 私たちは東日本大震災の復興を祈り応援します。
昨日信者のSさんにローソク入れを工作してもらいきれいになりました。