読経

おはようございます。

心華寺「彼岸法要」おまいりありがとうございます。全国から先祖供養をお申し込みいただきました皆様、おまいりいただきました皆様と共に供養焼香させていただきました。ありがとうございます。皆様のご家庭、ご一族の皆様のご安泰が一層のものとなることでありましょう。
お天気にも恵まれたいいお中日でした。何よりもご先祖様を大切に思う皆様とご一緒できたことが嬉しい事です。義理とひと言で言いますが、義理と言いますと何かイヤイヤ仕方なしにしなければいけないように取っておられる方もあるかも知れませんが、義は「道理、正しいこと」を言っています。子が親を尊敬し、親は子を慈しむ、というよう事です。当たり前の当たり前のことが義理でもあります。
礼儀なども同じく、恩を受ければ当然のこととして「返礼」をするのが義理です。ご先祖様への恩、両親への恩、社会への恩はこれで良い、これで終わりということはありません、返し尽くせないのです。何故ならばどのような事でも恩は割り切れるものではないからです。人生とはそのように折半ということはなく、多くは受ける、受けている方が多いと考えてちょうどなのです。
皆さんとご先祖様にお念仏をお唱えできた心地よい余韻を心の中に感じ新幹線に乗り込み夕方下関愛宕寺に入りました。新幹線の車窓から眺める黄金色の田んぼを見ていますと、自然の偉大さ、人の誠実さ、丹誠を込めたであろう景色を眺めていましたら何故か解りませんが思わず涙がこぼれてきました。
今日は24日愛宕寺「月例・幸福開運護摩祈願祭」です。午前10時からご一緒に一ヶ月のお礼と新たな誓いを祈りましょう。
「読経」。
お経を毎日お唱えします。お経はとてもありがたいものです。何故ありがたいのかといいますと、例えれば「大地」のようなものだからです。大地は何物でも育んでくださいます。お経をお唱えしますと、願いと共に私を教えは育ててくださるのです。ですからとても嬉しく幸せなのです。そして何かあったとしても希望を失わないのです。
私が少しよそ見をしたり、脇道にそれたとしても「足下には大地があり」そんな私でも「見捨てず育て、育んでくださる」のです。それはそれはありがたいことです。決して「お経は私を裏切らない」のです。ですから私の実力にあった分だけ「ご利益を与えてくださる、育ててくださる」のです。実力に合った分相応な仕事を下さいますので、失敗も少なく、いつでも不安なく安心して歩めるのです。
今日もお護摩を修します、炎は煩悩を焼き尽くしてくださいます。一番の煩悩は慢心、少し良くなりますと謙虚さがなくなり、人の言葉や教えを聞かなくなってしまうのです。
今まで何度も頭を打ちました。目標を達成するため、結果を導くために謙虚に耳を傾け、言うとおりにして目標を達成、そして結果を出したにもかかわらず、自身の力、己の実力と錯覚、勘違いして、また奈落の底に堕ちてしまうことも多多ありました。
そのような時は逆恨みをしてしまい、疑心暗鬼の人生を自ら歩むような仕儀になったときもあります。
しかしそんな思いをしているときでさえ、教えは裏切らず、正しい道へと誘ってくれたのです。それからは一段と素直に祈ることで謙虚になれました。今日はご一緒に祈りましょうお待ちしております、今日も皆様の一日が多くの人と共に在る楽しい一日でありますよう。

世界平和をお祈りいたしましょう。Flower in your mind・ありがとう・心に華を咲かそう。      合掌
 私たちは東日本大震災の復興を祈り応援します。
九州小倉駅で下関へ行く電車を待っていたとき楽しい絵の描かれた車体を撮りました。