怠らず

おはようございます。

昨日名古屋から東京秋葉原の定宿に入りました。いつもの時間ではなく入りますと違った東京という感じがします、あぁ町も生きているのだなぁ〜との思い、そして川のように流れている。論語、子罕(しかん)第9、17条「子、川の上(ほとり)に在りて曰く、逝(ゆ)く者は斯(か)くの如きか。昼夜を舎(や)めず」を思いだしました。意は「時の流れとは、まるでこの川の流れのようだ。昼も夜も休むことなく過ぎ去っていく」。昨日も書きました、一日を大切にしなければ、出会いを大切にしなければと思うばかりです。
「怠らず」。
毎日多くの人と出会い、命を感じています。自身では老いているとは思わないのですが、無常を感じないわけではありません。しかしそんな中で流れて、いのちの出会いを重ねていますと、無限の可能性と出会っているという感動もあります。若い方々を拝見しますと可能性を信じ輝き進化している姿がとても嬉しく感じます。
今を一所懸命に生きていれば、それが明日への礎となるという強い思い、現在が新しい未来へつながっていく第一歩だと信じられる悦び。
歳月は川の流れと同じように、一瞬たりとも休むことなく流れ、そして去って行きます。人生を大切に思う者に、孔子は今を大切に、一刻も怠りなく努力せよと教えているのでしょう。私もそのように在りたいと願っています。
私は各地で素晴らしい人たちと多く出会いをいただいています。どれほどの方に良い影響を与えることが出来るかわかりませんが、私が目指す「己を忘れて他を利する」「己立たんと欲せば先ず人を立てる」慈悲、仁の教えで社会貢献をくださる方がお一人でも増えていただければと切に願うのです。
時の流れを見てただ反省するだけではなく、未来につながる今を信じ歩んで行きたいものです。今日はこれから「ぶら和尚」で東京講座の有志の皆さんと鎌倉散策。今夜は「にんげん学」東京講座、関東地区の皆さん会場でお待ちしております。今日も素晴らしい命と沢山出会いましょう。

世界平和をお祈りいたしましょう。Flower in your mind・ありがとう・心に華を咲かそう。      合掌
 私たちは東日本大震災の復興を祈り応援します。