反響

おはようございます。

今朝になっても雨が止みません、被害が出ないことを祈ります。昨日の愛宕寺「月例・幸福開運護摩祈願祭」おまいりありがとうございます。皆様の信がとても嬉しい一日でした。雨でしたのでおまいりの方が少ないのではと思っていたのですが杞憂で終わったからです。
護摩の祈り、炎は清々しさを新たにします。未来に対して不安を感じさせず堂々と歩んで行こうとする清々しさをふつふつとたぎらせるからです。この喜び溢れる感動がまた何とも素晴らしですね。幸福感に包まれた一日でした。来月もご一緒に祈りましょう、ありがとうございます。
炎の魅力は霊力でしょう。そして呪文の霊力でもあるのかも知れません。人様から良い言葉をかけてもらえば嬉しいように、言葉には聞くことで感じる喜びと、読み唱えることで感じる喜びがあります。言霊(ことだま)とは良く言ったものです。良い言葉には「反響・こだまする力」があり、人様との会話は良い言葉を発し、行動すれば言動共に反響・こだまし大いなる繁栄をもたらすのです。その逆もあることを忘れてはいけません。
「反響」。
私たちは、反響・反動に気をつけるべきです。良いことでも、悪い事でも反響・反動はあるのです。ですから用心すべきです。修業時代反論を許されない立場にありました。もっとも気をつけなければいけないのが心の中での反響・反動です。
良い反響・反発はいいのですが、批判や悪意は最も忌むことです。これは己の心身の成長を妨げる元だからです。人は反動し人格を形成して行きます。ですから良い反動をしなければいけません。
私は言葉、呪文が好きです、何故好きになったのだろうかと考えたことがあります。それを手がかりに努力できるからです、不出来だった私が努力することで必ず夢が叶うことを知りました。そんな私の姿を見て下され共鳴、反響、反動し共に歩んでくだされたのです。
先日師匠がお出でになられました、私は盲目的なくらいに師の言葉を大切にし力を尽くしました。それが楽しみ喜びに変わることを知ったからです。そしてその姿を見て多くの人との出会いを得ることが出来たのです。
明晩は「にんげん学」小倉講座「老子を読む」です。人間の成長は年令を重ねることと無関係ではありません、一つ一つの年令は鎖のようなものです。時間の輪を通してつながっていくのです。正しい言葉に正しく反響・反動して行くことで周囲の環境が整備され、良い経験が良い体験となり人生を豊にしていく要因が増していくのです。良い実践の場でこそ人間性は磨かれるのです。明日はご一緒に素晴らしい「老子の語を」読みましょう。その言葉が素晴らしい反響となって返って来ます。会場でお待ちしています。

世界平和をお祈りいたしましょう。Flower in your mind・ありがとう・心に華を咲かそう。      合掌
 私たちは東日本大震災の復興を祈り応援します。