理解

おはようございます。

今朝は博多の朝、久しぶりにゆっくり目覚めました。昨晩は「にんげん学」小倉講座ご出席の有志の方と夕食をご一緒しました。皆さんありがとうございます。素晴らしい博多の夜でした。
先日学びました老子、五色と五味に惑わされ、心を奪われるなという教え、本当に心すべきです。日常にないものに触れ心を奪われるということは誰にでもある危険性、本を読み、教えに触れたりしたとき、なるほどとは思うのですが、いざその場になりますと、感覚の喜びに引かれてしまうのが人情。昨日の皆さんとの会話、美味しいお料理を味わいしみじみと感じました、心したいですね。でもやはりまたご一緒したいものです、そう、この思いに用心です。
「理解」。
論語、為政第2、17条に「これを知るを知ると為(な)し、知らざるを知らずと為せ。是(こ)れ知るなり。」。があります。
意は「はっきりわかっていることだけを知っていることとし、よく知らないことは知らないこととする。このように知っていることと、知らないことの間に明確な境界線を引ければ、本当に知っていると言える」。
いかがですか皆さんこの教えは大事です。会話が出来たとしてもできなければ「知らない」のです。何故私は評価されないのだろうと悩む人がいますが、答えは実は「出来ない、知らない」からです。それは第三者がしっかりと見ているのです。「知ったかぶりはしない」ことが人生には肝要なのです。
私はポストにベスト、一隅を照らすという言葉を日課とした在り方をしようと考えたときから、本当の知るとは実践出来ることととして学ぶようにしました。ですから自分を欺かずに生きることに徹したのです。言は訥にして行いは敏、というように、言葉を先にするのではなく、行動を先にするためにも、知る事に努めたのです、知る事=実践出来ることです。
これが理解することだと己に命じたのです。このような姿勢はある時期ノロマに見えていたでしょう、しかし物を動かすとき最初はなかなかに動かないのが道理、このようなことはどなたも承知のはずですが、いざ自分の行動となりまと甚だ怪しいものがあります。私は知ることを命じていましたのでどのような視線にも批判にも耐えました。言葉や行動に反発することはしませんでした。
土曜日から昨日までの一泊二日心華寺で開催されました「M&Uスクール」受講生の皆さんお疲れ様でした。何か一つ心に残ったことを実践ください。来月も是非ご出席ください。ありがとうございます。
今夜は「にんげん学」神戸講座「論語を読む」です、教えを行動と出来るようにご一緒に学びましょう。人生を百倍楽しむ方法です。今日も良い一日でありますよう。

世界平和をお祈りいたしましょう。Flower in your mind・ありがとう・心に華を咲かそう。      合掌
 私たちは東日本大震災の復興を祈り応援します。