言は

おはようございます。

毎朝このようにブログを書いています、書いていることのほとんどが自身への戒め、人間は言葉だけが美しくても行動が伴わなければなにもならず、それ以上に行動が出来ていない人間は言葉で過ちを起こしている姿を多く見て反面教師としているからです。
言葉を多くすれば出来ないことを多くするということも知りました。口は災いの元。思いだけが強くても事は運ばず、行動が無ければ感情的な人間性を作り出すことも多く見てきました。
「言は訥」。
先日も訥(とつ)ということを書きましたが、本当に言葉が立て板に水という方を目の当たりにしますと感動してしまう私がいます。凄い、うらやましい、あんな風になりたいと。しかし欠点を是正するよりも、長所を伸ばす方が人生は良いのです。直そう直そうとすればするほど落ち込みますし、せっかくの長所を生かすこともできません。長所を伸ばせば欠点もなくなるのです。
私は知識を知識とすることが苦手。いわゆる覚えたり暗記したりすることは苦手。しかし自分の思い描いた人生の目標に向かって歩みたいという思いは強く持っています。思いを大切にこれまで目標に向かって歩んできました。
論語、里仁第4、24条に「子曰く、君子は言に訥にして、行いに敏ならんことを欲す。」とあります。これは私にとっては最高と言って良いくらい勇気を得る教えです。
意は「人の上に立つ人間に必要な事は巧(うま)い言葉をすらすら言うことではない。本当に大事なのは俊敏に行動を起こすことだ。」。
これは言葉が必要でないと教えているわけではありません。言葉が巧みなことは大事ですが、言葉をないがしろにしたり(行動しないこと)、人を見て発言を退けてはいけない(行動がゆっくりだから等)、また真実知的な人は、語り合う人を失いませんし、言葉の信用も失わないと教え、言葉を孔子は大切にしています。
孔子は「有言不実行はいけない、言葉よりも行動を起こしなさい」と説くのです。何故かといいますと、有言不実行だと「信頼を失う」からです。どんなに巧い言葉を言っても、それが実行されなければ人から信用を失います。言葉だけで実践しなければ「うそつき」という烙印を押されてしまいます。言葉、知識は大事ですが行動で示すことが人生は重要なのです。
目標の階段を一段ずつ昇るように覚えることの苦手な私は知識、教えを地図として日々間違えないように書を読み学習し考え実践し、時には休み後戻りしながら歩んでいます。
昨日入山された2チームの皆さんにも今日は実践の大切さをお話させていただければと思っています。前進がなければ目標に到達しませんよ皆さん。今日も楽しく未来の夢を描き歩んでまいりましょう。

世界平和をお祈りいたしましょう。Flower in your mind・ありがとう・心に華を咲かそう。日々の徳目、勤勉・質素・社会と人のために一隅を照らす。  合掌
 私たちは東日本大震災の復興を祈り応援します。