誓う

おはようございます。

12月に入り一週間を過ぎ各地で「良いお年をお迎え下さい」というご挨拶、良い言葉は言う方も聞く方も良い気持ちです。人様への祝福の言葉もいいものです。善言や良い言葉は未来を切り開いてくれる言葉にもなり、勇気がわいてきます。できるかぎり良い言葉を発し過ごしたいものと、朝の祈りにいつも誓います。
「誓う」。
誓うということは「自分に誓うこと」ですから、自分を欺くようであっては何一つ物事の実現はなりません。大河は蛇行するからこそ大河となります。誓ったことや夢としたことが何かにぶつかっても決して悪い思考、マイナス思考に陥らないことが大事です。
ぶつかるのは勢いを増す、良い反発、反動を付けさせてくれたのだと、又己を深めさせるために障害を与えてくれているのだと捉えることです。
水は穴があると、その穴を一杯に満たしてから又流れ出すのです。そこでせき止められる事で勢いを貯えて進むのです。だからこそ自然に又大きな力と化すのです。
学べば頑なならず、柔軟で諦めない発想となり、心学の文々句々は須く勇気を与える言葉。力ある言葉を力ある言葉と出来ないのは、自分が誓ったことに自分が破ってしまうからです。止むは我が止むなり、退くは我が退くなりです。紆余曲折があるからこそ力が蓄えられ、豊になることを知りましょう。
今当に冬枯れの季節、自然は上に成長できない故、大地深く根を張り、冬来たりなば春遠からじ、春の芽吹く季節を静かに秘め力を貯えて待っているのです。
自然は言葉を発せずに私たちに勇気と希望の姿を見せてくれております。人の賛同が得られないからと云って自分が誓ったことに自分が不信を持つ愚かな人生とすべきではないのです。富士の冠雪した勇姿を見て何故かこのようなことを考えていました。
今日も出会った皆さんに良い言葉をかけましょう、そして共に豊かな心で楽しく休日を過ごしましょう。第二日曜日心華寺「水子供養祭」本年最後の供養午前10時からです。供養のお経は最も素晴らしい心を慰める言葉、おまいりください。
明晩は「にんげん学」京都講座「老子を読む」。本年の最終講座、万障繰り合わせてご出席下さい。本日も良い一日でありますようお祈りします。

世界平和をお祈りいたしましょう。Flower in your mind・ありがとう・心に華を咲かそう。日々の徳目、勤勉・質素・社会と人のために一隅を照らす。  合掌
 私たちは東日本大震災の復興を祈り応援します。
帰りも勇姿を見せて送ってくれました。