お供え物

おはようございます。

「にんげん学」京都、最終講座へご出席の皆さんありがとうございます。老子46章、天下に道あれば争いはなく、道がなければさまざまな道具が兵器と成るの語、その通りですね、道はみんなを幸せにするのが道です。未来を豊にする人を豊にするのが道です。学びを争う道とするのではいけません。罪の大なるものは欲から生じ、禍の大なるものは足るを知らないことから生じる、罪過は欲と足るを知らないから生じることを確かにしましょう。
手の届かない物を欲しがったときから憎しみや争いのタネが生まれます。手の届かない物は人に差し上げる、譲ればいいのです。謙譲の気持ちがあれば分かち合いの世界が実現するのです。仕事や喜びを人と共有できればできるほど喜びは大きいのです。道は大きく展開するのです。道とは誰でも歩けるから道であるのですから、一人の繁栄を願ったときから道ではないのです。
お大事に良い年をお迎え下さい。新年は1月12日(日)午後1時半受付、2時開講、会場は心華寺です。笑顔で新年の挨拶を交わしましょう。
「お供え物」。
毎月全国の皆様からいろいろな名産品、季節の物をお供えいただきます。年末ですのでお歳暮も含めて今の季節は殊更に多いときでもあります。
お供えを下さる方々の気持ちは「分かち合いの心」「共に喜び合う心」からです。ああこんな美味しいものがあるんだ、ご本尊様にお供えさせていただこう、和尚にも食べて貰おうというありがたい気持ち、心で送ってくださいます。中には自分は高級だから食べたことはないけれど、知人が美味しいよ、と言っていてので送りましたという方も。
このような行動は理屈ではないんですよね、感動から湧き出た行動です。そのような方を拝見していますと、「好かれる人」「好感を持たれる人」でもあるなぁ〜と思うのです。先日書きました「報恩」でもあります。感動、喜びを感じることができた「恩返し」をされている方々。そのような方は必然、当然のことですが繁栄の道を歩んでいます。
また行動が一過性ではないのがものすごい。このことは打算ではないから続くのではないでしょうか、感動からの行動だから続く。
私は自分で言うのもおかしな事で、臍で茶を沸かしますが情の人間と思っています。自分が感動したことをやろう、学ぼう、行動しようと今日まで来ました。感動こそ分かち合う原点と思っています。感動の道の円周を広げれば世の中が素晴らしい社会になることを信じています。
今日はどんな感動が待ち受けているか楽しみです。感動したことは行動しましょう。それが幸せに直行する道です。感動の一日でありますよう。

世界平和をお祈りいたしましょう。Flower in your mind・ありがとう・心に華を咲かそう。日々の徳目、勤勉・質素・社会と人のために一隅を照らす。  合掌
 私たちは東日本大震災の復興を祈り応援します。
昨夜「にんげん学」京都講座会場に向かう途中にあります八百屋さんの店先で目に止まりました。



「洋食・ぼんじゅーる」さんの今年最後のごちそうです。一品目「和牛のポン酢和え(カルパッチョ)」

二品目「カキのトマトソーススパゲティ」

三品目「魚介類のホイル包み」

四品目「和牛のビフテキ、シャリアヒレソース」

マスター一年間毎月美味しいお料理ありがとうございます。お元気によい年をお迎え下さい。新しい年もよろしくお願いします。