心すること

おはようございます。

先日名古屋でM社の皆さんに最終の講義を終え、皆さんの発表後場所を変えて懇親会を開催いただきました。嬉しいですね、勉強は未来への創造力を高めますから楽しいのは当然ですが、般若湯をいただくことは互いの心の垣根を取り払い一層の親近感を持たせますのでこれまた楽しいことです。
「心すること」。
お酒はお酒自身飲みなさいとは勧めません、飲めとも言いませんし、押しつけもしません、飲む側がどのように飲み、楽しく味わうか、苦しみと為すかで、長命の般若湯と為すか、名誉も命も落とす狂った酒としてしまうかは自身です。
しかしお酒は悲喜交々の時には無くてはならないものであることは違いなく、やはり程よくいただく事にこしたことはないのです。各地での勉強会後の懇親会の時間は二時間迄と私は決めています。だらだらといただくのではなく、楽しくパット終えるという風にしています。皆さんの翌日のお勤めもあるということも考慮し、お帰りのことも考えてのことでもあります。
菜根譚前集221条「君子の心配事」として「君子は、患難に処りては憂えざるも、宴遊に当たりては綃慮(てきりょ)す。権豪(けんごう)に遇いては懼れざるも、惸独(けいどく)に対しては心を驚かす。」。
意は「君子というものは、苦しい状態に身をおいても、それを気にとめないが、宴会などの楽しみの場所では、はめをはずしはしないかと恐れ気をつかうものである。
また、権力のある人に会っても、おじけ恐れることはないが、困窮して身よりのない人に対しては自分の心を痛めるものである。」。
教えとは何とありがたいものかと感謝するばかりです。人生をダメにするのは自身の中にある感情が大です。また使命に気づくことも感情、己の理性を確かにすることができるのは教えがあったればこそと感謝しかありません。
愚かな悩みや苦しみをせず、使命感を感じられるようにしなければと大好きな般若湯をいただくとき、上の語を思い出すのです。年末のこの時期皆さんも忘年会等々般若湯をいただく機会が多いのではないでしょうか、知恵の水とするか、狂るってしまう水にするのかはご自身です。ご用心ください。今夜も楽しく嗜みゆったりと休みましょう。

世界平和をお祈りいたしましょう。Flower in your mind・ありがとう・心に華を咲かそう。日々の徳目、勤勉・質素・社会と人のために一隅を照らす。  合掌
 私たちは東日本大震災の復興を祈り応援します。
昨日「NPOこころのはな」に行く途中余りにも雲がぽっかりと浮いているので、心がほんわかとなり。そして畑に目を移しますと何か懐かしい風景!。