相変わらず

おはようございます。

お正月も三が日を過ぎますと少しずつ平常にもどりますが、やはりお正月のことですので正月気分というものはしばらく続きます。おめでとうございます、という挨拶を交わすことはいいことですね、この「おめでとうございます」という思いやりの気持ちを一年を通じて言っていけるようにしたものです。
「相変わらず」。
正月の挨拶の言葉で「相変わりませず」は私の大好きな言葉の一つ。変わらぬお付き合いをということです。儲けることがないか、何か良いことないか、もっともっとというような気持ちでいますと、この「変わらぬお付き合いが壊れる・土台を失う」のです。
相変わりませず、という言葉は「感謝、お陰様という言葉」。今年は「喜神を保つ・喜びを喜ぶ」という年にしましょうと昨日書きました。それが「相変わらず」という言葉の意味。
仕事が無くなったり、金銭が不足したりするのは、何故そのような事態が生じるかといえば「欲」から、取らぬ狸の皮算用から、お陰様という気持ちもなく、不足感から欲を生み過剰な投資や、必要としない物を買ったりして結果多くの物を失うことになる。一番は人を失う、友を失うことが悲しいことです。
安定したお付き合いがあればこそ何事もスムーズに事が回っていきます。先ずそこに感謝する、それが「相変わりませず」という「心であり感謝」であります。相変わりませずという意識から「目の前の人にもっと喜んでいただける工夫はないか」という発想になり「安定しているからこそ安心して発想ができる」のです。
不安定な気持ちからは相手に対し不足や不満しか生まれず、人のことどころか自分のことですら考えられない心理状態ともなる。
人生の在り方、過ごし方で大切な思考行動が「勤勉・勤倹・節約」です。それが「相変わりませず」という感謝の言葉、行動にもなる。
師匠に教えられたことは数多くあります、その中でも「己の能力の無さ、非才を補うことの大事」として「勤勉」の大事を教えられました。愚かで愚鈍な私が今日あるのは「相変わず」にお側に置いてくだされた師の存在。
勤勉であればこそ最誠「人としての品格、人徳が磨かれるのだ、日々のお勤め、祈り、学問、仕事に、倦まずたゆまず励むことによって、人は人間的に磨かれるのだ」という「相変わらずに過ごすことの教え」です。今でもこの言葉が励みです。これが「相変わりませずというお正月の挨拶が大好きな理由」。
己の愚かさも知らず、学びもせず「欲から出る、相手に不足を持つような、相変わったお付き合いを願う愚かな人間にだけはなりたくない」。勤勉の凄さは「自己革命・自己革新ができる」ことであり、周囲や人に不足を思うのではなく、「やる気を失わない・モチベーションを落とさない」ことにある、これが自分でも驚いています。
相変わらずにお側に置いて下された師匠に今更ながら感謝しています。最も身近で相変わらずに在ってくださるのが「ご本尊様」です、そして「皆さん」です。皆さん今年も相変わりませずよろしくお願いします。

世界平和をお祈りいたしましょう。Flower in your mind・ありがとう・心に華を咲かそう。日々の徳目、勤勉・質素・社会と人のために一隅を照らす。  合掌
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