前世の借り

おはようございます。

私が毎日護摩修法します行記の中にご本尊様をお迎えしたあとに辟除従魔(ひじょじゅうま)という結界法があります。力のありますご本尊様のおこぼれに与ろうと多くの悪魔が集まって来ますので、そのような魔を防ぐ結界を張る法です。
「前世の借り」。
昨年末から歓迎せざる客が来ていましたが、それは私が前世で借金をしていたのを失念していたために集金に来て下されていると考えていました。まあしかし寺の関係者の気持ちは穏やかでなくなりますし、不安であるのは当然です。
しかしそんな悩みも昨日誠澄が招かれざる客を見つけ当局に連絡を入れ決着とはいいませんが、一段落を見ました。結界を強めたお陰です。
好事魔多し、寺は開放しておる故の事故、人間は「魔が差す」ということもあります。あまりに目の前、手に触れやすいところに金品がありますと、ついついという魔です。
この誘惑という魔に手を出し一生を過つということがあります。気を緩め油断してはいけません、これは誰にでもある弛み。
この度の事件で魔が差すような気を起こさせないためにも結界を強めるという意識の大事を再確認しました。現実が修練の足り無さを知らせてくれた、事上磨練の一つでした。
ご本尊様は一ヶ月も経たないうちに招かれざる客を目の前に引き寄せ見つけてくださいました。これも自己反省せよとの教えで寺一同気を引き締め結界をし直したお陰です。
また日々の「厄除け開運の法」のお陰、お力でもあります。そして今年はどのようなことが起きたとしても人を怨まず、世間を怨まず「喜神・喜びとすること」、ということを忘れずにあったお陰でもあると、干支の教えにも感謝しています。皆さん方もお家の防犯を確かにしてください。心身の用心も確かにしましょう。

世界平和をお祈りいたしましょう。Flower in your mind・ありがとう・心に華を咲かそう。日々の徳目、勤勉・質素・社会と人のために一隅を照らす。  合掌
 私たちは東日本大震災の復興を祈り応援します。
※2月2日(日)心華寺「節分会・星祭り・厄除け開運・採燈大護摩・火渡り法要」午前11時。「邪を払い福を呼ぶ」外で奉修する大護摩。「一年の幸運の運気を招き寄せる」大護摩。法要終了後「真っ赤に燃え上がる残り火の上を歩く「火渡り行」」を修すれば最大のご利益が得られます。
※厄年の方、繁栄・発展・繁盛を願う方、添え護摩祈願をしましょう。「修せずんば現れず、行ぜずんば得られず」何事も行動が無ければ得られません。108本、1、080本の添え護摩祈願をお勧めします。添え護摩祈願をなされた皆様に「特別開運の木札授与」。
※福豆まき:年男、年女、厄年の方お申し込み下されば豆まきに参加できます。
※接待:厄除け開運「雑煮・ぜんざい。ご神酒」。数に限りがありますお早めにお詣り下さい。