満足を

おはようございます。

毎日順調に行って欲しいと願って考えて行くのがいいのかもしれません(過ぎるのはよろしくないが)、余りにも順調であれば考えることをせず、何か事があったときそれこそ大事となり、どうしようもなくなるのがオチかも知れません。「大事に驚くな、小事に心せよ」という言葉が最近身にしみています。
日々平穏無事であることに感謝し、夢、志を持ちながらも己の立場を確かに責任感を持ち、為すべき事を為し暮らす、身の程を知ることが大事だなぁ〜と誕生日を過ぎてから思う毎日(年なのに今更何をと、もう一人の自分の声)。
「満足を知る」。
老子33章に「人を知る者は智なり、自ら知る者は明なり。人に勝つ者は力有り、自ら勝つ者は強し。
足るを知る者は富む。強(つと)めて行う者は志有り。其の所を失わざる者は久し。
死して而(しか)も亡びざる者は寿(いのちなが)し。」。
何度読んでいても身についておらず、恥ずかしさと己の未熟さを感じる。だからこそ力をいただけるのかもしれません。「死して而も亡びざる者」、「人は死して名を残す」、こうありたいですが?はなはだ、否大いに怪しい。
普通は、「己の外にあるたれかあるいは何ものかを知るのが知恵者だ、と考えるが、しかし、そうではないぞ」と老子は忠告。
「己自身を知ることが明智だ」と、この通りです。当にまさに、己を知らない故に見抜く目を失い、己を滅ぼし、所を失う、身から出たサビ、短命となる。命は何人にも限りがありますので、このことは良いとしても、行く手を己で遮る、しくじる愚は犯したくない。
強(つと)めて志を達成しようとあくせくして、所を失ってしまう、それは足ることを知らない愚であると戒めているのに、口先だけで自らを知ろうとしなかった人間に天罰が下る。しかし事上磨練、天が試練を与えてくれたと感謝し、足るを知り、自らに勝てるように静かに又再誕しなさいと誕生月にさまざまな現象を見せてくれているのだと受けとめている日々。
反省的自知を促す心学、古典があったことに感謝しています。人生は挑戦でもあると改めて心を奮い立たせています。
今日は午後1時から心華寺「座禅会」お待ちしております。そして明日は心華寺「写経会」午後1時「六根(目・耳・鼻・舌・身・意)を清浄にする法・人生を安泰にする法」、感覚の出入り口から気づき、迷いを生じる。六根を清浄にしましょう。
明日は「にんげん学」一宮講座、明後日は東京講座、共に「論語を読む」、どちらも「30分早い開始」ご注意ください。各会場でお待ちしております。今日も素晴らしい一日でありますように。

世界平和をお祈りいたしましょう。Flower in your mind・ありがとう・心に華を咲かそう。日々の徳目、勤勉・質素・社会と人のために一隅を照らす。  合掌
 私たちは東日本大震災の復興を祈り応援します。



毎月第一日曜日午前10時、京都宇治・心華寺「月例・幸福開運護摩祈願祭」。24日午前10時、下関・愛宕寺「月例・幸福開運護摩祈願祭」。縁を幸いとし、福と為す開運護摩法要。お金が満載した船が入って来る金港辯財天。勝ち運が授かる愛宕寺。どうぞおまいりください。