飾らない

おはようございます。

実践が人生だということはどなたも知っているとおりです。仕事の実践で真に人間性が磨かれるのが人生。人生は活力を出し、気迫、勇気を出し、骨身を惜しまず前進しなければ、何が善で、何が悪か、何が是か非かを体得できません。
知識で善悪是非は知ることはできても毎日新たに果敢にチャレンジするのが人生です。真剣に事に対さなければ自他共の本質が見えてはこないのです。
誰しも失敗は望みませんし、失敗を望んで行動する人もいません、成功を願い前進しているのです。だからこそ積極的にチャレンジすべきです。そして、どのような結果にも素直に対することが自身の人間性を爽やかに豊にします。
失敗が悪いのではなく、それを修正しないことが己の人間性を歪めます。失敗を恐れていては何も得られません。
真剣に対すれば人様との応対・対応が確かに見えてきますし、反省、修正、修養の重要性を実感、素直に修正できる人間性を養うことになるのです。私は潔い人間で在りたいといつも思っています、なぜならば失敗を多く重ねてきたからです。そして素直に修正したからこそ今まで多くの人にお付き合いをいただけたのだと感謝しています。
論語、子張(しちよう)第19、8条「子夏(しか)曰く、小人(しようじん)の過(あやま)ちは、必ず文(かざ)る。」。意は「子夏言う、過ちは君子も小人も共に免れぬところであるが、小人の場合は、悪いことには、必ず自分の犯した過ちをあれこれ繕(つくろ)い飾(かざ)って、過ちそのままの姿で人前にあらわすことをしない。」。
どうですか、この教え、心にぐさっと刺さります。あぁ私は典型的な小人だ、と感じた教えでした。子夏も自覚しての言葉だったのでしょう。※(小人: 度量や品性に欠けている人、小人物)。
飾ることによって人に弁解し、己に弁解する、人間的成長でがきない大きな原因がここにあるのです。これは「実は人を欺き、己を欺くこと」であり、「一層の過ちを加えるものであることを悟っていない、気づかない愚行」です。
現実生活の中で傷つくことはイヤなことで辛いことですが、その中から気づかなければ年を重ねるほどに信用という人生にとって最も重要なものを自ら失い、損なっていることを知るべきです。
私たちは未来を楽しく夢見る使命があります。東日本大震災でまだまだ避難所暮らしを余儀なくされている方が多勢あります、仕事を作り、多くの人が働ける場を作らなければ行けません、豊かな未来の実現のためにも、果敢にチャレンジして失敗しても果敢に又修正して出直すという姿勢を持ち前進すべきだと考えるからです。
また失敗して、そこで止めてしまったのでは本当の敗者になってしまうのです。
今夜は「にんげん学」一宮講座「論語を読む」。論語を音読し魂で喜びを感じましょう。会場でお待ちしております。心華寺では午後1時から「写経会」、写経は「六根を清浄にします」六根が濁れば惑わされる人生を自ら招きます。ご参加をお待ちしております。今日も爽やかに過ごしましょう。

世界平和をお祈りいたしましょう。Flower in your mind・ありがとう・心に華を咲かそう。日々の徳目、勤勉・質素・社会と人のために一隅を照らす。  合掌
 私たちは東日本大震災の復興を祈り応援します。
※毎月第一日曜日午前10時、京都宇治・心華寺「月例・幸福開運護摩祈願祭」。24日午前10時、下関・愛宕寺「月例・幸福開運護摩祈願祭」。縁を幸いとし、福と為す開運護摩法要。お金が満載した船が入って来る金港辯財天。勝ち運が授かる愛宕寺。どうぞおまいりください。
※家運安泰・家運隆昌の道 ご先祖様に感謝の行動・春のお彼岸供養をしましょう。
 「目」に見ることが出来ないご先祖様へ供養を怠りなく続けることで、心の世界で見ることの出来ない「安心・安泰」が得られ、夢と希望のあふれる家庭が築かれていきます。
 お彼岸とは中国にもインドにもない、日本独自の行事。古来より日本人は太陽への畏敬の念を持っています。お天道様との言葉もあるように、太陽を神としています。
 元旦に初日の出を拝むのもそうです。この「日」に「願い」を掛けることが 「日(ひ)願(がん)」これが「彼岸」に変わったとの説もあります。
 「彼岸」は「彼の岸に渡る」という意味で、彼の岸とは「仏の世界」…迷いのない安らかな世界。その世界で過ごせるように生活し努力する期間がお彼岸です。『今日彼岸 菩提の種を 蒔く日かな』菩提とは、菩薩の心です。「蒔かぬ種は生えぬ」のが道理。育てない花は咲かないのも道理です。
 お彼岸にあたって、仏の教えに耳を傾け、御先祖様への感謝を追善供養という形で実践致しましょう。幸せの種をまく一週間、種をまかなければ実がなり花が咲くことはありません。
 是非、ご先祖様のご回向をなさいますよう。またご家族皆様で愛宕寺、心華寺へご参拝下さいますようご案内申し上げます。
 春季彼岸・先祖・水子・物故者追善供養法要(一霊回向料五百円。現金封筒にて戒名と共にお送りください)。
日 時 3月18日(火)下関・愛宕寺。午前10時
    3月21日(金・祝日)宇治・心華寺。午前10時
 お供養を用意してございます。ご家族でおまいりの上健康長寿が授かります昼食のお供養をお召し上がり下さい。        合掌