日に月に

おはようございます。

「にんげん学」一宮講座「論語を読む」雨の中ご出席いただきありがとうございます。広く世間に出て人様に学ぶことは楽しいものです、そしてありがたいことです。なぜかと言いますと視野が広がり、いろいろな人を知ることができるからです。皆さんのお姿、行動から学ぶことが出来る、沢山のお手本があることに日々幸せを感じます。
論語、子張(しちよう)第19、5条「子夏曰(しかいわ)く、日に其の亡き所を知り、月に其の能(よ)くする所を忘るる無きは、学を好むと謂う可きのみ。」。
意は「子夏言う、今日は今日まで自分になかったものを知り、今月は今月までに自分がよくし得たことを忘れないようにする。かくの如く日に月に我になきところは、これを知ることに努め、すでに我に得ているものは、それを失わぬように努めて初めて、学問を好むということが出来る。」。
身に心にしみますね、いかがですか、子夏のこの言い、学ぶ姿勢、どなたにでも大切で必要な心がけ、否このようになければいけません、常に己を失うことのないように、継続して学ぶからこそ、新しい事にも目が行くのです。
一つのことを確かに高め、磨き上げていこうとするものがなければ、周囲の人の素晴らしさにも気づかないのです。人の素晴らしさに気づいてこそ初めて学ぶ、学びを好むということだというのですから、学ぶ、知る、まねぶは、行動することですよ皆さん。
心華寺に帰りますと大阪のM社さんの平成25年度入社の皆さん約30名の一泊二日研修が待っております。社会人2年生になり、今年の新人の皆さんをお迎えする前、気持ちを一新していただき、後輩の皆さんの先輩としてお手本となるための研修です。人生は仕事で毎日接します年令の近い人に大きな影響を受け、そして与えています。
学ぶ姿勢を更に身につけてお帰りいただければありがたいですね。研修生の皆さん気をつけて入山ください。今日は昨日の天気とうって変わり好天、充実した一日を過ごしましょう。

世界平和をお祈りいたしましょう。Flower in your mind・ありがとう・心に華を咲かそう。日々の徳目、勤勉・質素・社会と人のために一隅を照らす。  合掌
 私たちは東日本大震災の復興を祈り応援します。
※毎月第一日曜日午前10時、京都宇治・心華寺「月例・幸福開運護摩祈願祭」。24日午前10時、下関・愛宕寺「月例・幸福開運護摩祈願祭」。縁を幸いとし、福と為す開運護摩法要。お金が満載した船が入って来る金港辯財天。勝ち運が授かる愛宕寺。どうぞおまいりください。
※家運安泰・家運隆昌の道 ご先祖様に感謝の行動・春のお彼岸供養をしましょう。
 「目」に見ることが出来ないご先祖様へ供養を怠りなく続けることで、心の世界で見ることの出来ない「安心・安泰」が得られ、夢と希望のあふれる家庭が築かれていきます。
 お彼岸とは中国にもインドにもない、日本独自の行事。古来より日本人は太陽への畏敬の念を持っています。お天道様との言葉もあるように、太陽を神としています。
 元旦に初日の出を拝むのもそうです。この「日」に「願い」を掛けることが 「日(ひ)願(がん)」これが「彼岸」に変わったとの説もあります。
 「彼岸」は「彼の岸に渡る」という意味で、彼の岸とは「仏の世界」…迷いのない安らかな世界。その世界で過ごせるように生活し努力する期間がお彼岸です。『今日彼岸 菩提の種を 蒔く日かな』菩提とは、菩薩の心です。「蒔かぬ種は生えぬ」のが道理。育てない花は咲かないのも道理です。
 お彼岸にあたって、仏の教えに耳を傾け、御先祖様への感謝を追善供養という形で実践致しましょう。幸せの種をまく一週間、種をまかなければ実がなり花が咲くことはありません。
 是非、ご先祖様のご回向をなさいますよう。またご家族皆様で愛宕寺、心華寺へご参拝下さいますようご案内申し上げます。
 春季彼岸・先祖・水子・物故者追善供養法要(一霊回向料五百円。現金封筒にて戒名と共にお送りください)。
日 時 3月18日(火)下関・愛宕寺。午前10時
    3月21日(金・祝日)宇治・心華寺。午前10時
 お供養を用意してございます。ご家族でおまいりの上健康長寿が授かります昼食のお供養をお召し上がり下さい。        合掌