思いやり

おはようございます。

心華寺の研修は「仁・思いやり」の話しが主体のカリキュラム。最も評価の難しい問題です。しかし、最も大事です。思いやりを感じなければ、やる気も、率先して困難な事へ取り組む気性も養えません、更に悪いのは会社の雰囲気が最悪と成ります。また、思いやりは甘えを生むものとも違いますし、甘えを許すのとも違います。逆に責任感の自覚を強くさせます。
私たちは思いやりを感じられれればこそ「意気に感じ」やる気を出します。そして困難な事へも自ら率先してチャレンジするようになるのです。このような思いは私たちの無意識の意識の中に在る素晴らしい感性ですから、知識を生かすためにもこの感性という潜在意識に気づくべきです。
思いやりは勇気の源です。新しい展開を為すことが出来るのは須く勇気、チャレンジ精神が必要。その勇気を出すためには思いやりの集団を作ることです。
誰でも打てば響く人間と出会えれば嬉しいでしょう、いかがですか?。では、そうすべきです。意気に感じる心に火を付ける研修が当寺で行う研修。何でも打てば響くのが道理、その響きを良くするかどうかも思いやりの表現の一つです。打たれれば響くことを先ず自分が率先することが周囲を巻き込むことになるのです。
ここでもう一つ、重要なことに気づかなければいけません、それは、打たれて響いたからといって「評価にはつながらない」ということ。思いやりは「評価ゼロ」ということです。
しかし評価以上に凄いことが相手の気持ちの中に残るのです。それは「好印象を持たれる」ことです。この「好印象が後々にボディブローのように人生では効いてくる」のです。
何か事をやろうとしたとき「評価ゼロを信条として行動している人間を忘れるはずはないのです」、私は何を言おうとしているのかといいますと、「好印象=使いやすい人間」という好感度を相手に無意識に刷り込んでいるのです。
道具であれ、機械であれ、私たちは「無意識に使いやすい物を使う」のです。このことは理屈ではなく、感性という無意識が好感、使いやすさを受け入れるのです、ですから、とてつもない「力」であることを自覚すべきです。
思いやりは「人様の苦を除く、サポートする」ことでもあるのです。「それが好感度でもある」。そのことを悟っている人は、指示されたことは「自分の手柄とするのではなく、指示してくれた人の手柄、評価につながるようにする」ことが「真の思いやりだと知っている」のです。
故に更に好印象を持たれ、指示され(一過性の評価ではな、確かな指示)、階段を一つ一つ昇り、思わぬ信頼となるのです。研修生の皆さんには先ず「評価ゼロの思いやり」をお話しするのです。
人は評価を云々したときから打算の人生を送るようになり、つまらない人間となるのです。人様と出会うときの表情が、相手によって変わるという最も下手な人生を演出していることに気づかず、悪印象を持たれていることにも気づかず、自らを自らの力で堂々巡りの人生を演出するのです。
思いやりの第一歩の表現、行動は「使われやすい人間で在れ」「打たれれば響け」ということです。今日はどんな人が私を打ってくれるでしょうか、楽しみです。精一杯いい音を出します。
太鼓や木魚を叩くとき感性の悪い人間が叩きますと、音は響かないのです、物なのに心が在るんですよ皆さん。人は打てば響くような人に物以上に悦ぶことを知りましょう。私は「社会の歯車になれとも話します」、「小さな歯車が大きな歯車を動かすからです」。人生って楽しいですね。
思いやりのある会社作りをしましょう。それは若い皆さんが築きあげていくものです。未来を楽しい人生とするためにも。M社の皆さん今夕までしっかりと受けとめて取り組んで下さい。
今日で今月の半分、後半を楽しく過ごすために今日の週末を反省の一日としましょう。

世界平和をお祈りいたしましょう。Flower in your mind・ありがとう・心に華を咲かそう。日々の徳目、勤勉・質素・社会と人のために一隅を照らす。  合掌
 私たちは東日本大震災の復興を祈り応援します。
※毎月第一日曜日午前10時、京都宇治・心華寺「月例・幸福開運護摩祈願祭」。24日午前10時、下関・愛宕寺「月例・幸福開運護摩祈願祭」。縁を幸いとし、福と為す開運護摩法要。お金が満載した船が入って来る金港辯財天。勝ち運が授かる愛宕寺。どうぞおまいりください。
※家運安泰・家運隆昌の道・ご先祖様に感謝の行動・春のお彼岸供養をしましょう。
 春季彼岸・先祖・水子・物故者追善供養法要(一霊回向料五百円。現金封筒にて戒名と共にお送りください)。
日 時 3月18日(火)下関・愛宕寺。午前10時
    3月21日(金・祝日)宇治・心華寺。午前10時
 お供養を用意してございます。ご家族でおまいりの上健康長寿が授かります昼食のお供養をお召し上がり下さい。        合掌