己れを知る

おはようございます。

朝の陽射しが明るく強くなり春の気配が一層ただよってきて嬉しいですね。昨日まで一泊二日の研修を受講いただきましたM社の皆さんありがとうございます。今日は日曜ですのでゆっくりお休みいただき明日から気持ちを一新してお仕事にお励みください。修己治人、己を修めた者が人をリードできることをお忘れ在りませんよう、日々己れを修練するために何か一つ継続下さい。
陽射しが明るいというのは気持ちまで明るくなります。ああ私も明るく皆さんと接すれば皆さんも明るくなってくださるのかななどと陽射しを見ながら感じています。
己を知ることが一番難しいことです、難しいことですが、身近な人と自分を見比べれば大凡のことは分かります。自分の事を知ることを「明智」といいます。私が明智であるというのではありません、しかし少しは自分の事は分かっています。
私は殆どのことが人と一緒に行動したり、物を覚えようとしたりしますと、遅い。出来ないのではなく遅い、このことをあるとき自覚しました。
「出来ないのではなく遅い」ことを確かに自覚したのです。そして私より早い人や出来る人を憧れるようになりました、そのような気持ちになったときから「心が晴れ晴れとしてきた」のです。
この世は何と言っても「競争社会」であることは否定できません。例えが違うかも知れませんが、物一つ買うにしても比べて買います、この事一つとっても理解出来るでしょう。
良い、悪いという二元的な世界観があることは否定しようがないのです。だからといって遅い私が腐って一生を終えてしまうなどと考えたくもありません。そこで「心学・心の在り方を学んだ」のです。論語もその一つ、「物は考えよう」とは、全く名言だと思います。思いよう、考えようで私の今日が在ります。
論語、雍也第6、30条、この条も何度も引いていますが、この条を読み私自身の歩み方が明快になりましたので改めて書いてみます。
「夫(そ)れ仁者は己れ立たんと欲して人を立て、己れ達せんとして人を達す。」意は「自分が出世したければ、出世したいと思っている者の手助けをすることだ。成功したければ、成功を求める者の手助けをすることだ。」。
どうですか、この教え、私に勇気を与えてくれた孔子の教えです。自分が何もかも劣っていることを知って愕然としました。しかし、このままではいたくない、と思い学んでいたときに論語に出会ったのです。
「自分がなにをしたらいいのか分からない人は、何かしたいと思って入る人の手伝いをしてみることだ、そうすると巡りめぐって、自分の道がみつかる。」どうです、凄いでしょう。
私は修業時代から「金魚の糞の如く周囲の優れている人のお側に仕えさせていただいた」のです。その結果自分の使命に気づくことができたのです。その上いろいろな知識を得ることも出来たのです。「人様をサポートすることは多くの事を得ることなのです。」。今でもこの気持ちで人様のお手伝いをさせていただき、自分の道としています。
今日も新しい出会いから学べる事を楽しみます。良い休日でありますよう。

世界平和をお祈りいたしましょう。Flower in your mind・ありがとう・心に華を咲かそう。日々の徳目、勤勉・質素・社会と人のために一隅を照らす。  合掌
 私たちは東日本大震災の復興を祈り応援します。
※毎月第一日曜日午前10時、京都宇治・心華寺「月例・幸福開運護摩祈願祭」。24日午前10時、下関・愛宕寺「月例・幸福開運護摩祈願祭」。縁を幸いとし、福と為す開運護摩法要。お金が満載した船が入って来る金港辯財天。勝ち運が授かる愛宕寺。どうぞおまいりください。
※家運安泰・家運隆昌の道・開運の法・それはご先祖様への感謝の祈り・春のお彼岸供養から。
春季彼岸・先祖・水子・物故者追善供養法要(一霊回向料五百円。現金封筒にて戒名と共にお送りください)。
日 時 3月18日(火)下関・愛宕寺。午前10時
    3月21日(金・祝日)宇治・心華寺。午前10時
お供養を用意してございます。ご家族でおまいりの上健康長寿が授かります昼食のお供養をお召し上がり下さい。        合掌