懺悔

おはようございます。

今日は下関・愛宕寺「春季・彼岸会法要」午前10時からです。平日でお忙しいとは思いますが一工夫してお時間を作りおまいりください。きっと気持ちが爽やかになるはずです。なぜなら今日は今日しかないからです。後になって、ああ、あのときおまいりしていれば良かったなあ〜と後悔するような事にならないからです。忙中閑有り。
よく私は「反省しても後悔をしない」という話しをします。それ以上に「反省もしない方がよい」のです。変なことを書くようですが、反省は、何か失敗と感じたり、良くない結果の場合に行うのではないでしょうか。
反省をして過去の事を振り返りますと、「あのときああすれば良かった、あの人がこうだった、ああだったと、結局は人のせいにしてしまう」ことにつながり、反省とはならず、「怒りに変わってしまうことを多くする」のです。だから「反省もしない方がよい」となるのです。
では、どうすることが良いのかといいますと「懺悔(さんげ・御仏に罪を詫び悔い改めること)」です。私たちがお経をお唱えする最初に「懺悔文」をお唱えします、あの「懺悔」です。愚かだから、無知だから過ちを犯した、そして人を怨むような事態を生んでしまったのです。
お釈迦様は「過去は戻らず、未来は来たらず、今」と明言しました。「この世は今の積み重ね」。だからこそ「今日こそは」と心楽しく昨日までのことを先ず懺悔しご先祖様に感謝し新たな一日を過ごすことです。そうすればこそ、「過去に縛られず」、「人様の事を云々せず」、「周囲に耳障りの悪いグチも言わず」、「悪口も言わず」幸せとなるのです。
孔子も尊敬している、蘧伯玉という人は「50才にして49の非を知る」と言い、日々悔い改めたそうです。
懺悔し精進すれば「反省しなければいけない人との出会いを少なくする」のです。そして「互いが互いをサポートし合う人との出会いを多くする」のです。
論語、憲問第14、24条に「君子は諸(こ)れを己れに求む。小人は諸れを人に求む。」。意は「道を学ぶ者は失敗の責任を取るが、小人物は他の人のせいにする。」ずしっときますね、これこそが懺悔の姿です。今日はご一緒に懺悔し、ご先祖に感謝し改めるきっかけとしましょう。きっとご先祖様もお喜びになり、それ以上に周囲の人が喜びます。また自身の気持ちが安らかに晴れ晴れとして、その上、家運の安泰がなります。お待ちしております。

世界平和をお祈りいたしましょう。Flower in your mind・ありがとう・心に華を咲かそう。日々の徳目、勤勉・質素・社会と人のために一隅を照らす。  合掌
 私たちは東日本大震災の復興を祈り応援します。
※毎月第一日曜日午前10時、京都宇治・心華寺「月例・幸福開運護摩祈願祭」。24日午前10時、下関・愛宕寺「月例・幸福開運護摩祈願祭」。縁を幸いとし、福と為す開運護摩法要。お金が満載した船が入って来る金港辯財天。勝ち運が授かる愛宕寺。どうぞおまいりください。
※家運安泰・家運隆昌の道・開運の法・それはご先祖様に感謝の祈り・春のお彼岸供養です。
春季彼岸・先祖・水子・物故者追善供養法要(一霊回向料五百円。現金封筒にて戒名と共にお送りください)。
日 時 3月18日(火)下関・愛宕寺。午前10時
    3月21日(金・祝日)宇治・心華寺。午前10時
お供養を用意してございます。ご家族でおまいりの上健康長寿が授かります昼食のお供養をお召し上がり下さい。        合掌