掃除

おはようございます。

愛宕寺「春季・彼岸会法要」おまいり、ご焼香ありがとうございます。ご先祖様、有縁無縁の仏様は小雨の中足を運びおまいりご焼香いただいたことをお喜びです。それ以上におまいりいただいた皆様の心が安心なされたのではないでしょうか。
全国から回向をお申し込みいただきました皆様確かに追善供養を丁重にさせていただきました。これからもご先祖様をお大事に供養ください。
Tさん、皆様へのお赤飯のお供養ありがとうございます。88才になられても益々お元気に率先しての六波羅蜜の第一の布施行、ご信心に改めて敬意を深めております。これからも皆様の素晴らしいお手本であってください、ありがとうございます。
ご先祖様や各霊位は、こうして、ああして欲しいとはおっしゃいません、だからこそしっかりお仕えすべきだと日々お仕えしております。
家の繁栄は古来から、家の「玄関、便所、お仏壇を見れば分かる」といいます。全くその通りで、先人からの言い伝えは確かです。要するにこれは「心の出入口の話し」です。人様との応対、対応の行動の現実の姿を表しているのです。家は何も言いません、住む人の心が家に魂を入れるのです。
家は必ずどなたか訪ねてきます、だからそれを前提として玄関、トイレ、仏壇をきれいにしておく。人としての日常の心がけの第一歩。
家は最も安心し油断し己自身の本性、素が出る場所、癒える場所、いわゆる癒え=家。心身を守ってくださる物言わぬ「家」に対し、どのような態度、気持ちで接し暮らすのか、心の本質、姿勢が出るのです。
また人様へ気配り心配りができるようになるのは「家の中での行動から」です。日常茶飯事の中での習慣。「習慣は無意識に付く」。繰り返しが習性になることは、皆さんもよぉ〜くご存知のこと、修練しているという意識がなくとも無意識に自堕落になるように修練をしているようではいけません。
一日の生活の三分の二は家、残る三分の一は外です。「習性の殆どが家で作られる」のです。外では人様の目がありますので少しは行儀を良くしますが、慣れてしまいますと凡人は「家の暮らしの地が出て狎れて行儀が悪くなってしまう」のです。
論語、季氏(きし)第16、8条「孔子曰く、君子に三つの畏(おそ)れ有り。天命を畏れ、大人(たいじん)を畏れ、聖人(せいじん)の言(げん)を畏る。小人は天命を知らずして畏れざる也(なり)。大人に狎(な)れ、聖人の言を侮(あなど)る。」。
意は「孔子言う、君子には三つの畏れ戒めることがある。一つは天命を畏れることであり、二つは大人を畏れることであり、三つは聖人の言葉を畏れることである。これに反して小人は、天命を知らぬから、これを畏れることがない。又大人に対して狎れ親しんで畏敬することを知らず、聖人の言葉に対しては、時勢に迂(うと)いものとしてこれを軽蔑す。」。
家で行儀悪く礼儀なく過ごしておりますと、孔子が説く如くの小人となり、いくら立身や出世を願っても、そうは問屋が卸さないということになるのです。
日々の習慣が偉大な人生を作ります。どうぞ玄関、トイレ、ご先祖様へ心からお仕えすることを一日のスタートの日課としてください。この三つの正しい動きの中に人様が喜んでくださる工夫発想のヒントが在るのです。
玄関をお掃除して、訪ねて来て下された方がどのようにすれば気持ちよく入ってくださるか、おトイレに入られ、気持ち能く用を足していただくか、ご先祖様は何もおっしゃらないが、今日は何をお供えしたら喜んでくださるのか等々、毎日の発想、思うことが楽しくなるのです、そんな楽しい思いをするだけでも顔の表情が様姿が喜びに溢れ、それをご覧になった方もお喜びになるのです努々怠らないようにすべきででしょう。身近な所から、その一歩が大きな夢へとつながるのです。
人の人格というものは、日常、普段の生活の真面目な態度から作りあげられるものだと考えています。親に孝行、子どもを愛し、家族が譲り合い助け合うことです。それが社会の中での仕事に生かされるものだと思っています。日々変わることのない身近な事柄に真面目に向かい合うことがなければ社会に役立つ仕事などは出来得ようがないのではないでしょうか。いかがですか、皆さん?。ご先祖様ありがとうです。
いろいろ書きましたが吉凶禍福は出入口から来たるということです。心しましょう。

世界平和をお祈りいたしましょう。Flower in your mind・ありがとう・心に華を咲かそう。日々の徳目、勤勉・質素・社会と人のために一隅を照らす。  合掌
 私たちは東日本大震災の復興を祈り応援します。
※毎月第一日曜日午前10時、京都宇治・心華寺「月例・幸福開運護摩祈願祭」。24日午前10時、下関・愛宕寺「月例・幸福開運護摩祈願祭」。縁を幸いとし、福と為す開運護摩法要。お金が満載した船が入って来る金港辯財天。勝ち運が授かる愛宕寺。どうぞおまいりください。
※家運安泰・家運隆昌の道・開運の法・それはご先祖様に感謝の祈り・春のお彼岸供養です。
春季彼岸・先祖・水子・物故者追善供養法要(一霊回向料五百円。現金封筒にて戒名と共にお送りください)。
日 時  3月21日(金・祝日)宇治・心華寺。午前10時
お供養を用意してございます。ご家族でおまいりの上健康長寿が授かります昼食のお供養をお召し上がり下さい。
※毎月のご先祖様の回向供養も承っております。ご先祖様を大切にすることは「根を深く太くすること」です。だからこそ子孫という幹は健康に育ち、仕事と成る枝葉を繁らせることが出来ていきます。(回向供養料一霊5百円。法名、戒名と共に現金封筒でお送りください。心華寺:〒611-0025宇治市神明石塚66。電0774-44-5380。FAX0774-46-4495。愛宕寺:〒750-0014下関市岬之町14-13.電・FAX083-222-7404。)。※永代供養はご相談ください。    合掌