信条

おはようございます。

今朝は東京秋葉原の定宿。昨日「にんげん学」東京講座にご出席いただいておりますIさんがお勤めの会社に昨年入社の方、管理職の皆様へのお話に伺わせていただきました。Iさん、ありがとうございます。少しは皆様のお役に立てましたでしょうか?私も一層修養しなければと感じております。
終了後は銀座での美味しいごちそうのおもてなしをありがとうございます。長時間お世話になりました。来月の「にんげん学」東京講座でお会いできますことを楽しみにしております。
今日はお昼から心華寺研修を25年来お続けいただいておりますN板ガラスグループ、NJC様へ講話の後に宇治に帰ります。永いお付き合いをいただいているのも、欲心を抱かず教えを忠実に分を弁え「君子の交わりは淡き水の如く」の教えを守って来たお陰だと、新たなご縁をいただく度に教えと師の言葉を胆に銘じて行動しています。
教えを吾が心とする事が私の「信条」。食べ物の賞味期限は引き延ばせませんが、「人様とのお付き合いの期限は延ばすことが可能」です。それには「淡々とお付き合いをする」ことです。
信条を相手に押しつけないことも永くお付き合いできることの理由の一つです。「花弄(はなろう)ずれば香り衣に満つ」という言葉があります。花を手に取れば花の香りが着る物に付いてしまうという意味です。自然に人様によい影響を与えられるような在り方、接し方をしたいと思っています。
それと教えを乞う人や、相談事でお出でになられた方、年令の下の人に「偉ぶらない・意見、考えを押しつけない」ことも大事だと考えます。要するに礼を以て接する事です。威厳を威張ることだと勘違いしておられる方も在りますが、威厳とは心の在り方ではないでしょうか。教えに忠実であることです。人様にはある時は妥協(時間をかけての対応)しても自分には妥協しない人間性です。
永くお付き合いの出来ない人は、自分の意見や考えが通らないと「キレる人」です。ましてや、その相手が部下であったり、意見を聞きに来る人であったり、相談に来る人に「キレる」などというのはもってのほかです。その方達がおられるから自分の力を発揮できる事に感謝しなければいけません。
なぜかと言いますと、相談に来る人や、部下の方は最初から自分をある程度さらけ出しているからです、その上に「キレて」相手に恥をかかせるような、物知らずの如く意見をするようでは、そこでお付き合いが終わるのです。
目の前の相手の人ばかりではなく、周囲にいる第三者の方もそのような態度を見て、心が離れていくのです。また相談に来られた問題ではこちらが得意であっても、他の全てが得意であるというのではありません、相談に来られた方の方が優れている物を私より多く持っておられます、ここのところを過ってはいけないのです。
お話をさせていただくというのは、人様の行動が教えに随って行動して欲しいと願ってのことです。ですから先ず私は目の前の人を「尊敬することだ」という教えを忠実に履行しています。出来ていないから聞きに来られるのではなく、「高い志があるから聞きに来てくださる」という思いです。
物を並べてまっすぐかどうかを見るにはその場から少し離れて確かめるのです。教えてやっているというような態度では、人様を確かに見て、教え導くなどということは到底できないぞと師に諭されました。確かな距離を保つこと、礼儀を確かにしてこそ永いお付き合いなのです。
多くの企業様、そして個々人の皆様が研修や「にんげん学」、また寺にお運びいただくことに感謝致します。明日は心華寺「春季・彼岸会法要」午前10時にお待ちしております。ご一緒に感謝の祈りを捧げましょう。

世界平和をお祈りいたしましょう。Flower in your mind・ありがとう・心に華を咲かそう。日々の徳目、勤勉・質素・社会と人のために一隅を照らす。  合掌
 私たちは東日本大震災の復興を祈り応援します。
※毎月第一日曜日午前10時、京都宇治・心華寺「月例・幸福開運護摩祈願祭」。24日午前10時、下関・愛宕寺「月例・幸福開運護摩祈願祭」。縁を幸いとし、福と為す開運護摩法要。お金が満載した船が入って来る金港辯財天。勝ち運が授かる愛宕寺。どうぞおまいりください。
※家運安泰・家運隆昌の道・開運の法・それはご先祖様に感謝の祈り・春のお彼岸供養です。
春季彼岸・先祖・水子・物故者追善供養法要(一霊回向料五百円。現金封筒にて戒名と共にお送りください)。
日 時  3月21日(金・祝日)宇治・心華寺。午前10時
お供養を用意してございます。ご家族でおまいりの上健康長寿が授かります昼食のお供養をお召し上がり下さい。
※毎月のご先祖様の回向供養も承っております。ご先祖様を大切にすることは「根を深く太くすること」です。だからこそ子孫という幹は健康に育ち、仕事と成る枝葉を繁らせることが出来ていきます。(回向供養料一霊5百円。法名、戒名と共に現金封筒でお送りください。心華寺:〒611-0025宇治市神明石塚66。?0774-44-5380。FAX0774-46-4495。愛宕寺:〒750-0014下関市岬之町14-13?.FAX083-222-7404。)。※永代供養はご相談ください。     合掌