花祭り

おはようございます。

今日は第一日曜日ですので心華寺「月例・幸福開運護摩祈願祭」並びに「花祭り」です。月例祭と合わせて「花祭り」を行います。花祭りは「お釈迦様の誕生をお祝いするお祭り」。お釈迦様に限りませんが子どもが生まれることは言葉では言いあらわせない喜びと感動。何と表現したらいいのでしょうか、わかりません、とにかく喜びがこみ上げてくるのです。生命の誕生とはこのようなものなのでしょう。
お釈迦様の誕生日をお祝いしますことを「花祭り」と称します。お釈迦様は私たち一人一人にかけがいのない「素晴らしい花が咲くよ」と教え示してくだされたのです。その感謝を表しお祭りをするのです。
自分の花が咲く、それを聞いただけで私は喜んだものです。みんなと同じでなければダメだと私は思いこんでいたからです。
それが誰にでも花が咲くと教えられ、それを紀元前から頼りとして歩み、輝く人生を送った人が数多出たことを知り、落ち込んでいた私は飛び上がらんばかりに喜びました。
花はそれぞれ違うからこそそれぞれが美しいのだとも教えて下さいました。同じ花ばかりではその美しさはわからないのではないでしょうか。
お互いがお互いの美しさを尊重し育み合うからこそ素晴らしい家庭、社会となっていくのです。この世に存在するものすべて必要不可欠ということを「天上天下唯我独尊(てんじようてんかゆいがどくそん)」(天にも地にも我一人尊し(みんなが尊い))という言葉で示してくだされたのです。この世にあるものすべて尊い存在である、ということです。
空気や水が汚れればすべての生命が危機に陥ります、このことが示していますように、生命に軽重はありません。一人の人間の苦悩はすべての人の苦悩に変わるのです。家庭で一人病めば全員が病むのです。
一人が喜べば万人が喜ぶのです。一人の大いなる気づきが万人の大いなる気づきとなるのです。このことを知り、お互いがお互いを支え、サポートし、導き合えば素晴らしい家庭となり社会とできるのです。
そのことに気づかせて下されたのがお釈迦さま、その意志を受けつぐのが国の宝である子ども達です。ですからピカピカの新一年生のお子様の素晴らしい未来を皆さんとご一緒に祝福させていただくのです。
次世代の子ども達に大人として何を残さなければいけないのでしょう。「共にという精神」です。私たちは後天的教育によって授かった才能を大きく成長進化させることが可能であることを知っています。であるならば善い環境、文化を残すべきです。「上 濁れば 下 濁る」です。上流で汚水を流せばその被害は下流に住む人達が被るのです。大人が汚せば子どもが被害を被るのです。
大人で在る私たちが害毒をもたらすような文化、文明をつくれば次世代の若者達をダメにするのです。教えに感謝し、学べば素晴らしい花をさかせるということを「祭り」という形で示すのが今日の花祭りです。
是非おまいりいただきお子様への祝福をご一緒下さい。かつて皆さんにお祝いをいただいた皆様、今日はそのお返しをする日でもあります。お待ちしております。
お釈迦様の誕生を祝し、天からさまざまな花々がふってきたことに習い、花御堂をお花でお飾りし、また天の竜王が産湯のため甘露の雨を降らせたとの言われに習い「誕生仏に甘茶を灌ぎ」ます、私たちの花を咲かせ、子ども達や人様を育む決意を新たにするのが「花祭り」。どうぞおまいりいただきピカピカの新一年生のお子様をご一緒に祝福下さいますよう。
23名の新人の皆様はお昼から下山します、総括の最終日全身全霊でしっかり取り組んで下さい。

世界平和をお祈りいたしましょう。Flower in your mind・ありがとう・心に華を咲かそう。日々の徳目、勤勉・質素・社会と人のために一隅を照らす。  合掌
 私たちは東日本大震災の復興を祈り応援します。
茶礼を通して一期一会の世界を体感。


五体投地で自誓自戒、自分で誓って歩み出した人生、自分で自分を戒めることが長い人生大切な事です、人に戒められることは厭でしょう皆さん。


幹からちょこっと芽を出し咲いている花が可愛い。



※毎月第一日曜日午前10時、京都宇治・心華寺「月例・幸福開運護摩祈願祭」。24日午前10時、下関・愛宕寺「月例・幸福開運護摩祈願祭」。縁を幸いとし、福と為す開運護摩法要。お金が満載した船が入って来る金港辯財天。勝ち運が授かる愛宕寺。どうぞおまいりください。
※毎月のご先祖様、水子様の回向供養も承っております。ご先祖様を大切にすることは「根を深く太くすること」です。だからこそ子孫という私たちの幹は健康に育ち、智慧、仕事と成る枝葉を繁らせることが出来ます。(回向供養料一霊5百円。法名、戒名と共に現金封筒でお送りください。心華寺:〒611-0025宇治市神明石塚66。電:0774-44-5380。FAX:0774-46-4495。愛宕寺:〒750-0014下関市岬之町14-13。電FAX:083-222-7404。)。※永代供養はご相談ください。※知っている寺が無く法要にお困りの方どのようなことでもお気軽にご相談下さい、ご先祖様への月参り、お彼岸やお盆でのおまいり等々です。    
※いろいろな人生相談を受け付けております。お一人で悩まず一度心華寺にお電話ください。
※寺で修行してみませんか、環境を変えて自分と向かい合って考えるということもいいことです。ご一考してみましょう。            合掌