難きを先に

おはようございます。

昨日下山されました120名の新入社員の皆様ありがとうございます。新しい事へ真摯にチャレンジいただき感謝致します。
良いことも悪いことも最初はやりにくいものであるということを知っていただきたいと願っています。だからこそ正しいことをすべきです。どんなことでも慣れないこと新しい事はやりにくいのです。胆に銘じてください。
そして個々人での遅速、上手下手があります。そこでその結果に惑わない、迷わされないことです。早く出来たなら慢心せず、遅ければ早くできるように精進する。上手に出来たなら更に磨きをかけ、下手であれば上手を目指すことです。いずれにしましても、そこで止まっては何事も終わってしまい、進化、可能性を自らの手で止め蓋をしてしまうのです、用心しなければいけません。
人生はやはり生き様が大事。どう人生に立ち向かうか、人様や仕事に対する態度、姿勢です。論語雍也(ようや)第6、20条「仁者は難(かた)きを先にして獲(う)ることを後にす。仁と謂う可し。」。
意は「仁の人は難しいことを先にやり、自分の利益を後回しにする」。
人間は楽な方へ楽な方へと流れるのが人情。だからこそ社会への第一歩の姿勢を「困難な仕事が在れば、何はさておき、率先して自分でやろうとすることが大事です。それによって得られるべき利益名誉などは二の次三の次にしよう」と孔子は教えるのです。
新人の時代から我利のためにしか働かないような薄っぺらな人格を作ってなりません。困難に立ち向かう気性は自分で養うしかないのです。またそのような先輩なれば後輩は黙っていてもついてくるようになるのです。
このことは新人ばかりではなく経験のある先輩諸氏に最も必要な行動原理ではないでしょうか。「面倒な事は率先して己が先にする、そして自分の利益になるようなことは後にする」大切な心がけです。こんな人をリーダーと仰ぎたいと誰しも思う事でしょう。
私事で面映ゆいのですが、心華寺へ下山し、心華寺開山の初代管長に、斯波さんお給料をあげますよ、とおっしゃっていただいたのですが、直ぐに私はお断りしました。何もしない中から私の価値を決める金銭では計られたくなかったことが一つと、何も結果を出さないで得ることなど考えもしなかったからです。それよりも何よりも、心華寺という舞台を通して表現できる悦び感動の方が大きかったのです。
心華寺という大地を耕し種を蒔き育て花を咲かせ、実をつけるまで大いに夢を見ました、今でも同じ生き様をしています。
今夜は「にんげん学」一宮講座「論語を読む」、明晩は東京講座、こちらも「論語を読む」です。計算をするにも方程式、数式によることが肝要、処世も「心学」によることが素晴らしい世界を導き出すのです。会場でお待ちしております。

世界平和をお祈りいたしましょう。Flower in your mind・ありがとう・心に華を咲かそう。日々の徳目、勤勉・質素・社会と人のために一隅を照らす。  合掌
 私たちは東日本大震災の復興を祈り応援します。
研修最終日、晴れ晴れとしたお顔です。




椿の花も応援しています。

実践目標を真剣に発表。

厳しかった研修の記念です。



八重桜もほころび見送っていました。

※毎月第一日曜日午前10時、京都宇治・心華寺「月例・幸福開運護摩祈願祭」。24日午前10時、下関・愛宕寺「月例・幸福開運護摩祈願祭」。縁を幸いとし、福と為す開運護摩法要。お金が満載した船が入って来る金港辯財天。勝ち運が授かる愛宕寺。どうぞおまいりください。
※毎月のご先祖様、水子様の回向供養も承っております。ご先祖様を大切にすることは「根を深く太くすること」です。だからこそ子孫という私たちの幹は健康に育ち、智慧、仕事と成る枝葉を繁らせることが出来ます。(回向供養料一霊5百円。法名、戒名と共に現金封筒でお送りください。心華寺:〒611-0025宇治市神明石塚66。電:0774-44-5380。FAX:0774-46-4495。愛宕寺:〒750-0014下関市岬之町14-13。電FAX:083-222-7404。)。※永代供養はご相談ください。※知っている寺が無く法要にお困りの方どのようなことでもお気軽にご相談下さい、ご先祖様への月参り、お彼岸やお盆でのおまいり等々です。    
※いろいろな人生相談を受け付けております。お一人で悩まず一度心華寺にお電話ください。
※寺で修行してみませんか、環境を変えて自分と向かい合って考えるということもいいことです。ご一考してみましょう。            合掌