命を大切に

おはようございます。

「にんげん学」大阪講座ご出席の皆さんありがとうございます。老子の「命を大切にする人」を読み「命を粗末にして人間的に心身の健康を損なうことをしている自分が見えてきました」。
私たちは一生懸命に生きることが正しいと思っています。もちろん一生懸命に生きるべきです。一生懸命さが随分と老子と私たちには隔たりがあるようです。
生まれたら死に向かうことは誰しもが知っています。では、どう在るべきかのセルフイメージを持ち暮らす人はそうは多くはないのではないでしょうか?。この年になって確実に死に向かっていることを実感します。病に冒されながら病を大事にしている私がいます。反省していても実際の行動がない!。セルフイメージの悪さかもしれません。
命がなければ何も出来ません、こんなことは百も承知のはずなのですが、軽んじている、少し臆病にならなければなりません。臆病になるというよりもやはり道に叶った歩みをすることです。
孔子は「君子危うきに近寄らず」といいました、老子も同様のことを言っています。命を大切にする人は危険に近づかない、近づくなと教えます。
危険の最たるものが競争だ、心身の病を作り出すのも競争だと老子は教えます。切磋琢磨はよろしいが、争いがよろしくないというのです。私もそう思います。己を高めることであれば生涯徳を磨き高めることができますが、勝つためになどということは、愚かな人間のやることです。一時の勝ち負けで命をすり減らすようであってはなりませんし、勝てなければ止めてしまうのが多くの人です。せっかく今まで築きあげてきたものが〇以下にしてしまう。
切磋琢磨は骨は切り、象牙は磋(と)ぎ、玉は琢(う)ち、石は磨く、といった精細な加工を施すことから、徳を高めようとする者が互いに探究、研鑽(けんさん)し合うことを言ったのです。切磋琢磨するという意味は競争するという意味とは全く違います。
あのような人間になりたい、あのような人間になろうと憧れ、折りに触れ、時を逃さずに人様をお手本として磨き上げる生涯の姿勢、生き様、セルフイメージをいうのです。
これでなければ、という考えではなく、セルフイメージが確かな人は、生きるということを柔軟に考え学び高めて行きますので、志半ばで挫折、倒れるなどという愚を犯さないのだと老子は教えるのです。
すべて我が師という思いで歩む人には敵もできず、邪魔する人も出て来ず、困難に遭遇しても人のせいにはせず、堂々と乗り越えるという凛とした精神が静かに醸成されるのです。
見渡せば周囲には素晴らしい人が沢山おられます。その方々をお手本として磨き上げる人生としたいですね。今日はどんな素晴らしい人にであえるでしょう楽しみです。

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