ほどほどに満足

おはようございます。

連日の猛暑、皆さん熱中症にはくれぐれもご注意ください、人生に熱中するのは良いことですが、どちらも無理はいけません。
誰でもそれぞれに運命や幸福があり、生活環境も異なり、仕事の条件も違います。これらを比較することはできません、比較すれば悩みとしてしまいます。そして悩みが深まるばかりです。このようなことは百も承知なのですが、隣の芝生は青い、良く見えてしまうのも私たち凡人でもあります。
こういう気持ちが起きないためには「わが道を行く」ことです。最初は寂しく歩きにくい細い道かも知れませんが、一途に道を歩めば広い通り、大道になるものです。道、道理とは人様のお役に立つように出来ているからです。
私が比叡山から下山して心がけたことはいろいろありますが「今に満足する・ほどほどに満足する・今に感謝する」という事が一つ、そして「笑顔で接する・和顔愛語」も一つです。
よそ見をせずに、わが道を行きますと、打算や功利的な狭い世界にとらわれませんから、どなた様にお会いしても笑顔、優しく応じるということを行うことができました。相手を物色しないということです。こちらが素直に対応しておりますと、欲が働くような出会いは無いもので、今現在自分に相応しい力量に応じた出会いがあるものなのです。それが正しい道に通じていくのです。
ですから自然と道を大きく広くして来たのです。素晴らしい信者さん、人本主義の企業様等々との出会い、そして企業研修につながった。自らを養い使命を果たそうとする多くの人たちとの出会いをいただきました。
どんな道を歩んでも、必ず苦痛は生じるものです。正しい道を歩んでいれば正しい苦痛が与えられ、しかし苦痛の中にも精神的な安らぎを感じるのです。何故かと言いますと、道を信じているからです。道の言葉を話し、道の姿勢を保ち、道に則った生活をしているからです。
わが道を行ったとしても人間ですから失意に落ち込むときは当然としてあります。しかし道を歩んでいれば「失意泰然(しついたいぜん)」という失意の中にも泰然と自分の進む道を失わない己を養っているものなのです。
ですから、どうしようもないと思えるような現実に遭遇すれば「初心に戻る」ことが泰然として行えるのです。故に運命を打開できてしまうのです。
今に満足し感謝する、和顔愛語これだけを行って相応しい事を行い階段を一段ずつ昇るように社会の人が導いて下されたことに感謝しています。今夜は「にんげん学」大阪講座「老子を読む」タオの魅力をご一緒に学びましょう。会場でお待ちしております。今日も何かにぶつかりましたら素直に方向を変え己を失わないように過ごします。

世界平和をお祈りいたしましょう。Flower in your mind・ありがとう・心に華を咲かそう。日々の徳目、勤勉・質素・社会と人のために一隅を照らす。  合掌
 私たちは東日本大震災の復興を祈り応援します。
これは何でしょうか?。


答え、針なしホッチキスです。「にんげん学」東京講座へご出席くださるMさんにいただきました、大切に使わせていただきます。