心学って

おはようごいざいます。

「にんげん学」一宮講座ご出席の皆さんありがとうございます。いつも書いていますがご一緒に音読、素読できることの幸せ、そして喜び。不退転の気持ちが強くなります。このような喜びや幸せは、教えを説いてくれた孔子、伝えてくれた先人、ご一緒に学んでくださるたくさんの方々からのご褒美と思っています。感謝いたします。7月は3日です、来月もご一緒ください。
孔子はありとあらゆる対人関係のあり方を私たちに示してくれました。現実生活で対人関係に迷ったり、食い違いがでたりしたときのお手本、手引きが目の前にあることはとても心丈夫です。
「心学」のすばらしさは沢山ありますが、普遍的であるということが大きいですね、普通の学問は方向性があり、知る知らないという二元的な世界ですが、心学は万能です。ですから万人に対応するときとても威力を発揮するのです。一つの例として「知るを知ると為し、知らずを知らずと為せ」などと、知らない世界に出会ったときの対応を的確に教えています。
道に迷えば「地図を見るごときもの」です。字がわからなければ「辞書」をひもとくがごときもの、「人間関係に迷ったとき」は論語というごとく、ありがたいものです。
ですから毎日毎日読んでも読んでも「なるほど、なるほど」といっそう心学にはまってしまうのです。そして、このように私は日々ブログを書かせていただける、なんと幸せなことでしょうか。こんなことも言っています「己を知られることを悩みとせず、人を知らないことを患えよ」、人を知らないから人生に行き詰まるのではないでしょうか。
ともするとくじけそうな時があります、また調子に乗ってしまう場合もあります。そんな時慰めてくれますし、冷静さに引き戻してもくれます。孔子は「可もなく、不可もなく」と、時と場合に中正に行動することを旨としたといわれます。
私たちはややもすれば「方法論で争い、熱くなり、情熱を燃やす世界を間違い己を見失います」孔子は決してそのようなことはなく、ケースバイケースで、初期の目標を達したといわれます。
心の修養は意識してやらなければ練り上げられません、方向を持つ学問を修め研ぎ澄まし、それを生かすには、普遍的な「にんげん学・心学」を修めることで、皆さんの知識という「条件知」は大いに生かされるのです。心は「大地」、大地がしっかりとしていなければ「知識という幹を大きく出来ない」のです。
また知識はパソコンで言えば「ソフト」。どんなに凄い「ハードはあなた自身」であったとしても、知る、知らないはあるのです。できる出来ないはあるのです。そんな当たり前のことを認められるようになるのも「心学」があったればこそだと感謝しております。真実に知る人間になれば「知る知らずでの愚かな争いはしなくなる」のです。その結果社会での輪を広げ大きくすることになるのです。
今日は、第12回・心に華を咲かそう会・中部地区「チャリティゴルフコンペ」です。ご参加の皆さんどうぞ気をつけてお出かけください。天候も皆さんのおかげで回復しています、今年も沢山の方にエントリーをいただきました。ありがたいことです。皆さん優勝を目指し楽しくチャリティをいたしましょう。

世界平和をお祈りいたしましょう。Flower in your mind・ありがとう・心に華を咲かそう。日々の徳目、勤勉・質素・社会と人のために一隅を照らす。  合掌
 私たちは東日本大震災の復興を祈り応援します。