肯定的に

おはようございます。

昨日は定期検診で病院へ、病院に行っていつも思うことは先生も看護師さんも、そこで働く皆さん大変なお仕事だな〜という思い、そして「ありがとうございます」です。
大変でない仕事は何一つないのですが、病院に行くたびに心を一新してきます。お陰様で症状は横ばい、一病息災に感謝しております。そんなことを考えていましたら菜根譚(さいこんたん)の一条を思い出しました。
菜根譚、前集97条「此(こ)の心、常に看得(みえ)て円満ならば、天下自ずから欠陥なからん。此の心、常に放ち得て寛平(かんぺい)ならば、天下自ずから険側(けんそく)の人情無(にんじような)からん。」
意は「物事に接するときに肯定的に見るようにしていれば、世の中すべてが良く見え、不満なものがなくなる。
常に寛容でいれば、人間関係はすべて正常になり、苛立つことがなくなる。」。
洪自誠に憧れてしまいます、世の中や人様をありのままに見て、善悪、長所短所を超えて物を見る、肯定的に見る、であるならば美点を見て己を養い、悪い所を見れば反面教師と出来るのです。しかしこれは「言うは易く行うは難し」ですが、このようであるべきではないでしょうか。
世の中の美点を見ようとする態度を保てば、寛容と穏やかな心で良きことを祝福することができる。そうすれば、目の前が平和で美しい世界に変貌すると洪自誠は教えるのです。良いことに純粋な気持ちで祝福できれば、大脳はポジティブに働くそうです。
まったくこの逆を私は時々やっているようで反省ですね〜。時には上に書いたように、人様の良いところや、大変だろうな〜と思いやりを持ち見ることが出来たとしても、心を占めるのはその反対、人様の欠点を見ているようです。
自身にたいした長所もないのに人の欠点を見て、ネガティブな感情を生み出している愚か者だとも反省します。自分でも嫌になりますこのような気持ちは。
寛容でないから人の事が気になり、屁理屈を言ってしまう、人を非難することほど己の心を卑屈に狭くするものはありません。それを知っていながらやってしまう。まったく小人です。
良い面を見るようにしていきたいですね卑屈にならないように。心を穏やかにできるように。人を非難の目で見たときは注意すべきです。それが自身の短所です。
今日は良い面を見るようにする一日としましょう。そして昨日より少しだけ何か良いことがありますように笑顔で過ごしましょう。

世界平和をお祈りいたしましょう。Flower in your mind・ありがとう・心に華を咲かそう。日々の徳目、勤勉・質素・社会と人のために一隅を照らす。  合掌
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