忘れては

おはようございます。

M&Uスクール受講生の皆さん一泊二日ありがとうございます。いつも書いておりますが、必ず一つ実践ください。半年ぶりに皆様にお会いでき嬉しく思いました。暑さに向かいますお大事にご活躍ください。来月もお待ちしております。
大学生の時修学生として暮らし修行しておりましたTさんが昨日「賽銭箱」を奉納くださいました、ありがとうございます。20年前に修学、暮らしていた青年が経営者となり度々恩返しをしてくれます、ありがたいことです。
新しくなりました賽銭箱にM&Uスクールの学長U先生始めご出席の皆さんが縁起が良いと揃って賽銭を入れてくださいました、流石潜在意識を学ぶ皆さん、偶然の縁を必然の縁とされる、だからこそ自然繁栄されているのだな〜とその行動に感心致しました。
恩は受けた者が恩を受けたと感じていなければ恩とはいえませんし、恩返しをしようとも思いません。ご夫妻お揃いで奉納下されたことに又感動。夫唱婦随(ふしょうふずい・夫が言い出し、妻が従う。家庭の円満には夫唱婦随が一番)、夫婦、人の鑑(かがみ)です。
ご夫妻を見て菜根譚前集、52条を思い出しました。「忘れてはならないことと、忘れなければいけないこと」の教え。
「我、人に功有(こうあ)るも、念(おも)うべからず。而(しか)るに、過(あやま)たば則(すなわ)ち念(おも)わざるべからず。人、我に恩有(おんあ)らば、忘るべからず。而るに、怨(うら)みは則ち忘れざるべからず。」。
意は「自分が他人に何かをしてあげたとしても、そのことを心に留めておいてはいけない。
しかし、他人に迷惑をかけたならば、そのことを忘れてはいけない。
また、他の人が自分に対して恩義を与えてくれたなら、そのことを忘れてはいけない。しかし、他人に対する怨みは、いつまでも覚えておかずに、忘れ去るようにしなければいけない。」。
53条には「恩を施す者は、内に己を見ず、外に人を見ずば、即(すなわ)ち斗粟(とぞく)も万鍾(ばんしよう)の恵みに当たるべし。物を利する者は、己の施しを計り、人の報いを責(もと)むれば、百鎰(ひゃくいつ)と雖(いえど)も一文の功を成し難(がた)し。」。
意は「人に恩恵を施す者は、心の内に施す自分を意識せず、また施す相手に感謝や賞賛をされることも期待しなければ、わずかな恩恵を施しても、それが莫大な価値に相当する。
これに対して、人に利益を与える者が、自分がどれだけ施したかを計算したり、また施した相手に報酬を求めるような心を起こしたならば、莫大な金額を与えたとしても、それは少しの価値もなくなってしまう。」。
人としての基本姿勢、人生を豊かに生きることの基本。どうして望んだように進まないの?とお考えの方がおありでしたら、じっくりとお読みいただき、味わってみてください。
6月も毎日お読みいただきありがとうございます、お陰様で今月も書くことが叶いました感謝致します。
明日7月1日は「にんげん学」大阪講座「老子を読む」、自然は見返りを求めず共存共栄によって支え合い互いに恩返ししているように感じます。大阪地区の皆さん会場でお待ちしております。月末の今日が皆様にとり幸い多い一日でありますよう。

世界平和をお祈りいたしましょう。Flower in your mind・ありがとう・心に華を咲かそう。日々の徳目、勤勉・質素・社会と人のために一隅を照らす。  合掌
 私たちは東日本大震災の復興を祈り応援します。
※お子様の事で悩んでいたり、苦しいことがありましたら是非お一人で悩まずにお電話下さい。お話しするだけでも随分と違ってきます。0774-44-5380へどうぞ。