NPOこころのはな

おはようごいざいます。

昨日お昼から「NPOこころのはな」の理事会を開催、6日の「3Dプリンター」教室お披露目の進め方、8日の塾開校の具体的あり方を皆さんで議論していただきました。
塾の名前は「時習館こころのはな 3Dプリンター創造塾 京都」としております。最初は隣町の久御山町で「NPOこころのはな。時習館」として立ち上げる予定でした。それが事情により出来なくなり、心華寺でまず「3Dプリンター」教室を先行して立ち上げることにして、ようやく6日お披露目式、8日開塾という運びとなりました。
6日は「大般若経600巻転読会」法要。東日本大震災復興支援「桂ざこばチャリティ寄席」開催後に「時習館こころのはな3Dプリンター創造塾京都」お披露目会を催します。是非ご参加ください。「3Dプリンター」の作品を直にごらんください、驚きと共に楽しくなります。
私がなぜ「NPOこころのはな」を立ち上げたいと考えたのかの一端をお話しします。
再三再四書いていますので私のことはよくご存知のことと思います。私はいわゆる「おちこぼれ」「いじめられっ子」でした。中学2年生まで暗黒時代を送っていました。ところがあるきっかけで価値観が180度転換。それは「ヘレンケラー物語。奇跡の人」という映画を観てのことです。「教えられる」「教わる」「学ぶ」ことのすばらしさを感じたのです。教育で人間は素晴らしい変化ができると。そして「人の存在・教師の存在」の偉大さを知ったのです。
どのような存在かと申しますと、「共に歩む先生がいる。人がいる」という事実、現実でした。私は人様から賞賛されるような学歴も知識もありません、ですが、私は「学び、教えられる、教えてもらえる、共にいてくれる人がいる」ということに「人生の希望を見いだしました」。自分が自分になることの喜びを映画から感じとったのです。
そんな気持ちになり、階段を一歩ずつあがるように勉強をしました。しかし急に成績があるわけはありません、そんな中、高校に行きたいと思い、中学の先生に相談したところ、斯波の入れる高校などない、といわれました。しかしあったのです、成績が「1」の私でも入れる高校。そこで3年お世話になったことが又私の価値観を大きく変えました。
「レベル」ということは素晴らしいという価値観です。レベルとは自分の夢に上る階段、実現に向けて歩む階段、はしごであるという価値観です。私のような「おちこぼれ」でも学ぶ世界があったことへの喜びと感謝です。
紆余曲折はありましたが高校を出て東京へ出、そんな時、比叡山延暦寺を創建された「伝教大師最澄聖人」様のお言葉に出会ったのです。「一隅を照らす者、則ちこれ国宝なり」というお言葉、「ポストにベストを尽くす。与えられた場所で懸命に生きる」そのような人間が「国の宝」であるというのです。
皆さん人生を歩む道中、傷つくこと、悩むこと、いろいろあります。しかし「一人ではないのです」。「いつかは」と考えていれば必ず「共に歩んでくれる人様との出会いがある」のです。
このような思いで私は「NPOこころのはな」を皆さんのお力をお借りして立ち上げたのです。最初の一歩はつまずきましたが、そのつまずきはこれから開塾します「時習館こころのはな 3Dプリンター創造塾 京都」に必要なことだったのだと、学ぶエネルギーにしました。
学校へ行きにくい、会社に行きにくいと今お悩みの皆さん一度お訪ねください。共に歩もうではありませんか、共にという思いを強くすれば必ず目の前に光明が輝きます。
皆さんのペースで共に歩むのが「NPOこころのはな」の精神です。ご一緒に学び、ご自身の夢へ上る階段を一歩ずつ上りましょう。
今夜は「にんげん学」一宮講座、明日は東京講座です。各会場共に楽しみに出かけます。共に学び喜びを倍増させましょう。良い一日でありますよう。

世界平和をお祈りいたしましょう。Flower in your mind・ありがとう・心に華を咲かそう。日々の徳目、勤勉・質素・社会と人のために一隅を照らす。  合掌
 私たちは東日本大震災の復興を祈り応援します。
昨夕信者さんへのお礼の葉書をポストに入れ振り返ったら夕日が、夕日を拝みますとなぜ心が穏やかになるのでしょう?自然は私たちの母親だからですかね?