大般若六百巻転読会

おはようございます。

今日は恒例の「大般若経六百巻転読会」法要、午前10時からです。是非おまいりください。万物は「風によって芽吹き花開き実を結びます」。「大般若とは、大いなる智慧」のことです。
私たちは未来に希望を燃やし、確かな一歩を踏み出します。方向を決めることはできたとしても、出会い、縁は良縁を願いながらも、縁を選ぶことは出来ません。
「水清ければ魚住まず」の如く、きれいだけでは万物は育ちません。自分の思いだけでは如何ともし難いと言うことです。故に清濁のバランスが大切です。他の意見や、人様のお力をお借りして生かさなければいけません。自他のバランスが大切だとは知っていても、バランスを保つことはなかなかに難しいことです。
そのバランスを保つことのお手伝いをしてくださるのが「大般若経六百巻転読会」法要で送られる「転読の風」が「力を発揮して下さる」のです。六百巻というのは「六百冊」という厖大な数のお経のことです。比叡山の高僧六名が百巻ずつ転読「速読」し風を起こし私たちにその「風を送り・転禍為福(わざわいてんじてふくとなす)」バランスを調えてくださるのです。
春には春の風、夏には夏の風、秋には秋の風、冬には冬の風があってこそ自然は正しく運行しているのです。
私たち人間は、自分の意志で動き未来を切り開いていきます。その時その時に応じた風をもたらしてくれる「ご利益の風が、大般若経六百巻転読会」の風なのです。「般若」とは「智慧」のことです。智慧とは人智を超えた智慧のことです。
物を見たり音を聞いたりしての判断行動は出来たとしても、人や社会の雰囲気という風を読む、心を読む事が人間一番難しいのです。その風が逆風にならないようにしてくれるのも「大般若経六百巻転読会」の智慧の風なのです。
六百巻転読の風を受けながら、私が皆様に「経本加持」を致します。ご利益の上にも更にご利益を加え、皆さんを確かに守護していただくように、経本にて皆様の魂の奥底に般若の智慧を打ち込ませていただきます。
今日午前10時からです。法要後は「東日本復興支援・桂ざこばチャリティ寄席」を催します。又「難を転じる・南天粥」の無料接待がございます。数に限りがありますのでお早めにおまいりください。

世界平和をお祈りいたしましょう。Flower in your mind・ありがとう・心に華を咲かそう。日々の徳目、勤勉・質素・社会と人のために一隅を照らす。  合掌
 私たちは東日本大震災の復興を祈り応援します。