見棄てない

おはようごいざいます。

「にんげん学」一宮講座ご出席の皆さんありがとうございます。お暑い中をほんとうに感謝いたします。厳しい暑さが続きます、どうぞお大事にお過ごしください。来月もお会いできますことを楽しみにしております。
今朝はつよい雨が降っています。昨夜の夜中3時頃雨の激しい音で起こされました、今も尾西と尾東地方に大雨洪水警報が出ています、何事も無ければと祈っています。
昨日学びました論語、微子(びし)第18、10条の語は身に堪えました、人の上に立つ者の心得、親の心構え、「自分の身内の者を棄てぬことが大切」との語。考えてみれば、「家族は天から授かりもの」です。その授かった身内を棄て去るようでは、人の上に立てる人間にはなれず、親にもなれないのです。厳しい言葉と言いますか、当たり前のことでしょう。家族、身内の延長線上が会社生活、社会生活です。
あまりにも教育形態が成熟しすぎて、習っている、教えている、学校へ通わせているといった安易な思い込みで、依存しすぎて、身内、家族と「共に歩む」という「真の愛情が希薄になってしまったのかもしれません」反省してもいいのではないでしょうか。こんなことも人として家族として考えるべきでしょう?。
自分の手に負えないときは人様の力をお借りすることは大切なことです。まちがいではありません。しかし「共にという意識がなければいけません。」孟子も「親を変えて教う」ということを言っております。親の意見は聞かなくとも、人様の意見は聞くということから、大切な子どもを大人同士が親同士がお互いに育てようとのことからです。ですから「どんな人間に育てるべきかを確かにしておかなければいけないのは当然」のことです。
家族や身内が困ったとき、サポート、ケアー、共に過ごすことが家族愛。困(くる)しいとき、辛いとき、病んだときこそ身内の愛情が一番の回復の良薬。共に居ることが真の愛情です。困難を共に乗り越えてこそ家族。「善、責めることなかれ」という言葉、教えもあります。正しいことや、善い言葉には反論出来ませんので、そのせいで「親子の心が離れてしまってはいけない」ということです。
それをやっかいな荷物を預かってもらうというような意識からでは、一層問題の傷を深めることになるのです。
人の成長にはおのおの千差万別です。時に身内だからこそ寛大な気持ちで対し共に歩む道を選択することが、大人であり親であると教えるのが微子第18、10条です。この教えを私たちも肝に銘じるべきではないでしょうか。昨今はややもしますと、学校に行っている、塾に行っているから「なぜできないの」といった安易な考え方で責めてしまう。世間の物差しで考えすぎの傾向が強くあります。それが幸せなことだと安易に考えてしまっているのかもしれません。家族は家族が守ることです。病む前には必ず予兆があります、予兆を察する、気づくのも愛情です。
愛情を「心の軸として確かにする心学」をご一緒ください。今夜は「にんげん学」東京講座。会場でお待ちしております。雨で新幹線が止まらないことを祈って出かけます。
心華寺では今日から「少年・少女・親子塾」が二泊三日で開塾します。今からでもご参加ください。午後2時からです、ご参加の皆さん気をつけて入山ください。今日も良い一日でありますよう。

世界平和をお祈りいたしましょう。Flower in your mind・ありがとう・心に華を咲かそう。日々の徳目、勤勉・質素・社会と人のために一隅を照らす。  合掌
 私たちは東日本大震災の復興を祈り応援します。
東京「ぶら和尚」東海道品川宿をぶらっと。京急に乗って立会川駅下車、坂本龍馬に会いました。

商店街のキャラクターが何かほほえましさを、私の下手なギャグに似ていたからかな?

まずは腹ごしらえです、T工業O社長推薦のおそば屋さんです。卵焼きも美味しそうだったので。そばは大盛りにしました。


散策道添いの川にサギが。

品川歴史館にあります、元・安田善助邸であった茶室「松滴庵」。