もう一人の自分

おはようございます。

昨日反省の言を書きました「正しいと正しい」という我が争いを生むという。反省するには反省し己を正す材料、教えがなければできません。長さを測るのに物差しでチェックする様に、でなければ、それこそ茫然自失となるしかないでしょう。
また正そうとしなければ一層堂々巡りの悪循環に陥(おちい)るのです。だからこそ学び正しい物差しを持つことが大切です。
学ぶとは、あるところ、ある地点に到達するためにやるのではありません、日々向上することを日常に行っているかどうかです。向上するには修正が必要です。その修正に必要な知識を身につけることが大事ではないでしょうか。
こんなことを書きますと消極的、後ろ向きととられるといけませんが、どんな心がけかといいますと「自分の言動に対して、いつもどこかで恥を感じている人」であるかもしれません。
こういう人は、自分自身の現状に満足することのない人、いつも「自分はまだまだだなぁ。もっと向上しないといけないなぁ。まだ勉強がたりないなぁ。」と自省、反省を重ねる。こういう習慣が身についていることが大事ではないでしょうか。このような意識を消極だとは私は考えておらず、逆に前向き、本当の向上心ととらえています。
では「恥」とはどういうことでしょう?「恥」の概念は、「自分の中に、もうひとりの自分がいること」ではないかと思っています。自分の振る舞いを見て、人様がどう思うかではなく、自分のすることを常に「もう一人の自分が厳しく見ていて」、たとえば、「おまえ、まだまだだぞ。お前より立派な人はたくさんいるぞ。いい気になるんじゃないぞ。恥ずかしいよ。もっと謙虚になれよ」と忠告するもう一人の自分です。
人は人に何かチェックを受けたりしますと、なかなか素直にそれを受け止めることが出来ない場合があります。だからこそ、「もう一人の自分がいることが大切」ではないでしょうか。
「子曰く、賢を見ては斉(ひと)しからんことを思い、不賢を見ては内に自ら省(かえり)みる。」と論語、里仁第4,17条にあります。このようなことが素直に出来ればいいですね。まあ、言ってみますと「己に満足すれば成長が止まる」ということです。
昨日から67才の手習いを始めました。心華寺の中にあります「造形教室」に小学生の仲間と一緒に習い始めたのです。小学生の仲間に励まされ初日は無事終えました、因みに「万華鏡制作」、あっという間の一時間半、習うことは楽しい。今夜は「にんげん学」一宮講座、明晩は東京講座。会場でお会いしましょう。楽しく恥を知る一日でありましょう。 

世界平和をお祈りいたしましょう。Flower in your mind・ありがとう・心に華を咲かそう。日々の徳目、勤勉・質素・社会と人のために一隅を照らす。  合掌
 私たちは東日本大震災の復興、豪雨災害の復興を祈り応援します。
「にんげん学」一宮講座へ移動中実りの秋を見つけました、頭をたれて美味しそうに黄金色に実っていました。もうじき刈り入れですね。白鷺も見回っていました。農家の皆さんありがとうございます。



※「NPOこころのはな」を設立しました。本格的に活動をしたいと思っています。「学校に行きにくい」「会社に行きにくい」という皆様と「共に」協働生活をしましょう。そして社会復帰を合宿しながら目指しましょうというNPOです。
準備段階から私とご一緒に支援くださる先生を募集しております。また学生さんで何かお手伝いをしたいとお考えの方がありましたらありがたいことです是非ご応募ください。
勉強のお世話や生活を共にするサポートの仕事です。かつて悩んでいた、このような方々を応援したいという情熱をお持ちの方是非お力をお貸し下さい。電話をお待ちしております。0774-44-5380。斯波最誠まで、よろしくお願い致します。
※お子様の事で心配だとお考えのご家族の皆さんいつでもお電話して見てください。お話になるだけでも解決の方法がわいてくるかも知れません。0774-44-5380。斯波最誠までお電話をどうぞ、お待ちしております。