リーダーの言動

おはようごいざいます。

「にんげん」一宮講座ご出席の皆さん雨の中ありがとうございます。先月は開講時間はまだ明るかったのですが、秋ですね、すっかりと暗くなりました。そのような中感謝いたします。お気をつけてお過ごしください、来月も元気にお会いしましょう。
一宮講座の論語を読むも早いもので、子張(しちよう)第19、尭曰(ぎようえつ)第20の2篇となりました。これからも人生のお手本としてご一緒にお読みください。
子張篇は孔子の弟子達が「自身どうあるべきか」を話した事柄が多く載っています。門人の声明文と言って良いかもしれません。一途な姿勢がうかがわれ大変勇気をもらいます。
昨日学びました子張第19、1条などは心の中にズシッと入り込み、昨日書きましたが大いに恥ずかしさを感じます。
「子張曰く、士(し)、危(あや)うきを見ては命(めい)を致し、得(う)ることを見ては義を思い。祭りには敬を思い。喪(も)に哀(あい)を思はば、其(そ)れ可(か)ならんのみ。」。
意は「子張が言いました。自分のことを士(人間として学問・道徳などを身にそなえている者、リーダー)と思っているならば、身の危険に直面してたじろぐことなく、率先して潔く一身を投げ出すことができ、利得を目の前に見たとき、それを得ることが正しい道筋に叶っているかどうかに思いを致すべきであり、又日常生活において、祭祀を奉ずる場合に崇敬の念を尽くすように心がけ(先祖を大切に敬うこと、先祖が祭っていたことを確かに受け継ぐこと等)、喪に当たって悲哀の情を尽くすように心がけるならば、まず立派な人間といって差し支えないであろう。」。
いかがです、リーダとして大人として何か特別な事態が生じたときの気構え、心構えはできておりますか。
危険に臨んだ場合、利得に際会(滅多に無いこと、日常のことの両極、重大な時機)した場合の特殊な出来事に処する態度、どのように行動なさいますか?、
危険を感じたり見たりした場合には逃げますか?、逃げずに率先して当たりますか?、何も考えずに利を得ますか?、さあどうでしょう。
一概に言えませんが、ケースバイケースはあるとは思いますが、一生の間ここ一番勇気を奮い起こさねばならないときがあるものです。そのときを見誤らないようにするには「心学」が肝要です。いざというときの心構えは日常生活での態度の積み重ね。
祭祀と喪は日常生活の心がけです。上にも書きましたが人間形成、人格形成の日常の徳目。ご先祖様、神仏、天地自然は何も言いません、私たち人間の行動をそのまま素直に反映します。ですから孔子は神在(かみい)ますがごとく祭祀を行ったのです。目の前に居られるように対することが崇敬であります。どうすれれば、どうすれば喜んでくださるだろうという気持ちです。また身内の方が亡くなられた場合は特に悲哀の情をつくすのが士(リーダー)だと子張は言います。
昨今の人情を見ますと危険と見るやいち早く逃げ出し、利を目の前にしては、だましてでも取ろう、儲けようとする者のいかに多いことか、各種の食品偽装やオレオレ詐欺事件等々、嘆かわしい限りです。
エリートである、リーダーであると自覚しているのであれば、子張の生き様のようにあって欲しいと願いたいものです。今夜は「にんげん学」東京講座「論語を読む」。楽しみに出かけます。素晴らしい一日でありますよう。

世界平和をお祈りいたしましょう。Flower in your mind・ありがとう・心に華を咲かそう。日々の徳目、勤勉・質素・社会と人のために一隅を照らす。  合掌
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東京に出る新幹線の中から秋を撮りました。



何回も挑戦してようやくビルの合間の東京タワーです。

上野公園で秋を見つけました。ギンナンです。

上野寛永寺塔頭清水寺にあります、江戸百景の一つ「月の松」です、見事というしかありません。