普段の心構え

おはようごいざいます。

一昨日「六波羅蜜の修行が大事ですよ」と書きました。私たちは事を為しますと何かにぶつかったり、悩んだり、迷ったり、上手くいかなかったりするときがあります。どんなに知識や技術を確かにしても迷いは生ずるものではないでしょうか?。
そんなときこそ六波羅蜜の行を思い出しましょう。思い出すと言うよりも「六波羅蜜を普段の心構え」にできますと、繁栄に間違いがありません。事を行い人様との意見の違い、成果が出なかった場合、素直に又やり直せばいいのです。それが人様に積極的に一歩譲る第一の「布施波羅蜜」です。
ところが布施の心を忘れてしまい、対抗心だけが頭をもたげるのでは事は前に進みません、対抗心は「後ろ向き」、布施の心は「前向き」の心なのです。
どういうことかといいますと、対抗心からは身を吝(お)しむ、吝情(りんじよう)(おしむ心、未練な気持ち)がわき、私はしっかりとやったのにと、「人を責めてしまう」のです。これは過去を追いかけている未練の気持ちです。布施の心は前向きですから、身を吝しまず、また積極的にやり直し初期の目的に歩みを進めるのです。
第二の「持戒(じかい)波羅蜜」も凄いですよ。これこそが「初期の目標、目的を忘れない」ことです。人を責めず、己を律し戒めますから、為すべきことを忘れず前進するのです。
第三の「忍辱(にんにく)波羅蜜」は読んで字のごとし、上手くいかなかったことで「人を責めず、怒らない心」です。私の人生哲学であります「出来ない、己に腹を立てよ」です。「ならぬ堪忍するが堪忍」という徳川家康の人生訓もあります。自分の人生です、人に対して怒っても敵を作るだけ、辛抱は人格形成にとっての「隠し味」、その人の魅力にもなるのです。
怒りを起こし心を外に奪われ第四の「精進(しようじん)波羅蜜」がならず、精進しないということは「懈怠(けたい)の心に犯されている」ことです。怒りの心で、自分が悪くないのだと正論を振り回しているつもりが、実は「怠けている」のです。怒らず己の人生目標に向かって精進すべきなのです。
故に「心が散乱」し第五の「禅定(ぜんじよう)波羅蜜」ができなくなり、外の世界に「心が千々に乱され、奪われ」心身の統一がならず、乱れているから真実の実相を見ることも叶わず第六の「般若(はんにや)波羅蜜」ともならないのです。
実相を見ることが般若・智慧波羅蜜です。事がならないことで、事実を肯定もできず心も目も曇らせるのはよろしくありません。私たちの心、目は確かに実相を見ることができるのです。それを己を通して見たときに全く逆に見てしまうようであっては、どんなに知識を蓄えても、技術を高めても、発揮することも、生かすことも出来ません。
私たちの心と目は現実を見ています、それを事実としてとらえてこそ確かな対応が出来、そこから発想となり、人様に喜んでいただける様々なことを生み出せることになるのです。それが「六波羅蜜の修行」から成るのです。
仏道は生臭いことを教えているのではありません、現実からかけ離れているわけでもありません、道理にかなった繁栄の道を説いています。なぜならいつも書いていますように、花を咲かせ、実を実らせなければ「次はない、次世代への継承はないのです」。人心の安定は物心両面の安定からです。
また物心共の繁栄がなければ豊かになれないのが人間でもあります。心身一如、どちらも貧しくては豊かで安定した人生はならないのです。
坊主の説いていることは生臭く、社会の役に立つことなどないのだなどと、決めつけず、紀元前から続いてきた繁栄の道を実践しじっくりと学んでください。明日は心華寺「秋季彼岸会法要」です。枝葉である私たちは、根っこである、ご先祖様への供養の実践を確かにすればこそ安定がもたらされます。
根っことつながっていなければ「立ち枯れする」のが至極当然の道理。この事実にも目覚め気づいてください明日午前10時からです。お待ちしております。ご一緒にご先祖様へ感謝の祈りを捧げましょう。

世界平和をお祈りいたしましょう。Flower in your mind・ありがとう・心に華を咲かそう。日々の徳目、勤勉・質素・社会と人のために一隅を照らす。  合掌
私たちは東日本大震災並びに各地の豪雨災害の復興を祈り応援します。
愛宕寺の駐車場に咲いています。可憐な花でも引きつけます。こころの花を咲かせましょう。

愛宕寺の信者さんのTさんのご主人が傘寿をお迎えになりお誕生祝いでお招きいただきました。ご夫妻の年令を重ねられた穏やかな笑顔、そしてお料理、一番のごちそうがご夫妻の笑顔でした。Tさん、ごちそうさまでした。いつまでもお元気でお過ごし下さい。
インゲンのピーナツミソ和えとイカゲソ焼き、焼きすぎず、やわらかなのに噛み応えがある、腕でしょうね。

赤足海老のわさびマヨネーズ和えとジュンサイの加減酢。

茶碗蒸しです。

お造り「小鯛、スズキ、サザエ、彼岸河豚、赤貝、剣先イカ」口の中でとろけました。

青ナスの田楽、その上に白身魚とホタテの揚げ物、この取り合わせが???絶妙。

イチジクのふろふき、デザートをいただいているような味でした。

鮎の一夜干し、なかなかの味、香ばしさが何とも言えませんでした。

ご飯です。きゅうりのぬか漬けがご飯にピッタリの味でした。私もご夫妻にあやかれそうです。ごちそうさまでした。

※「NPOこころのはな」を設立しました。本格的に活動をしたいと思っています。「学校に行きにくい」「会社に行きにくい」という皆様と「共に」協働生活をしましょう。そして社会復帰を合宿しながら目指しましょうというNPOです。
準備段階から私とご一緒に支援くださる塾長、先生、スタッフの方を募集しております。また学生さんで何かお手伝いをしたいとお考えの方がありましたらありがたいことです是非ご応募ください。(待遇:30万以上。各種保険有り。交通費支給。週休。)
勉強のお世話や生活を共にするサポートの仕事です。かつて悩んでいた、このような方々を応援したいという情熱をお持ちの方是非お力をお貸し下さい。
〒611-0025宇治市神明石塚66。電話:0774-45-5561。斯波最誠まで履歴書をお送りください。その後面接日をお知らせいたします。よろしくお願い致します。
※お子様の事で心配だとお考えのご家族の皆さんいつでもお電話して見てください。お話になるだけでも解決の方法がわいてくるかも知れません。0774-45-5561。斯波最誠までお電話をどうぞ、お待ちしております。