手間暇

おはようございます。

朝晩と日中の気温の差があります。一枚着たり脱いだりの手間を惜しまないようにしたいですね。何事でも手間暇を惜しみますと必ずといってよいほど、ああ、あのとき「ああしておけば良かった」というような後悔をするからです。
ささやかなことですが、このささやかなことが大事につながります。「大事に驚くな、小事に心せよ」。日々の積み重ねが人生です。小さな考え方が人間性を織りなし大を為します。大きな志を持っていても達成されないという歎きや悩みをご相談される方があります、そのような方の共通項が日常の生活をもう少し大切にすれば大きく違って来るのになあ〜と思う人が多いのです。
いわゆる自分の生活を大事にしていないのです。何に従うわけでもなく、リズムもなく、起きて食べて寝てというように、心身共のリフレッシュをしていないことが感じられるのです。本来の自分自身を楽しいんでいないともいえます。
プライバシーを楽しめないのは仕事が楽しくない原因を作ります。また仕事を楽しめないのは家庭を楽しく出来ない原因にもなります。
仕事の原点、始まりは日常生活が起点(基点)。第三者と関わっていないときの生活態度が人間性のベース、その人の本来の姿です。この事実に気づきませんと、いくら上に昇りたい、希望や夢を打ち立てたいと思っていても、土台がないのですから建てることができないのです。どんな人生を打ち立てたいのかがハッキリしていませんと、土台作りもできません。土台が出来ないというのは上に立てるものも考えられないということです。
本音と建て前という言葉がありますが、本音と建て前のバランスがとても大切です。本音だけが大切であればワガママ勝手になりますし、建前が大切になれば自分が亡くなり、ウツになったり、ノイローゼになったりしかねません。
自分の確かな心が本音です。本音を偽りますと建前も何も有ったものではないのです。建前で動く必要性を感じないからです。仕事で頑張ることが出来るのも、学ぶことができるのも本音、自分が必要と感じるからです。ですから家が楽しくなければ社会生活も楽しくなく、仕事も楽しくないと言えます。なぜなら自分に確かに必要だと考えられないからです。ですから宙ぶらりんの人生と化すのです。
日々社会に出る前の鍛錬が大事だと私は言いたいのです。評価を望むのではなく、己の夢、志が挫けない気性を養うのが内なる世界で行うことなのです、それを楽しくできるのは自分の心の思いが「奈辺(どこに)にありや」ということです。
こんな言葉もあります。「習慣は第二の天性」、繰り返すことによって人間性は作り出されます。
このことを知れば、意識して「どう暮らすべきか」「どのように行動すべきか」を具体的にお手本を作り行うのではないでしょうか。若い時は人前では地のままを出すことはないでしょう。しかし後輩ができたり、年数や経験を経ますと、どうしても地金といいますか、人間性の本質が見えてくるものです。人は上に立ち、下に落ちるのです。成功していないときは失敗はなく、成功したから失敗が起きるのです。
この事実を知れば、日々の暮らしが如何に大切かおわかりになるはずです。後輩ができても、自分では何か物足りない、何故会社は自分をもう少し評価、期待してくれないのだろうと考えている人がありましたら、その原因の一つに家での生活態度、自分自身の身の処し方があると考えて見てはいかがでしょう。
自然でも自然の運行で見えなくなるときもあります。私たちの人生も同じようなことが起こります。その時如何に道理に従って歩むかです。今日も夢に向かい楽しく過ごしましょう。

世界平和をお祈りいたしましょう。Flower in your mind・ありがとう・心に華を咲かそう。日々の徳目、勤勉・質素・社会と人のために一隅を照らす。  合掌
 私たちは東日本大震災の復興、豪雨災害の復興を祈り応援します。
自然を撮るのは難しいですね。昨夜の皆既月食です。


電車と一緒に撮って見ました。

町灯りを入れて。