素直

おはようございます。

今朝も三日月とお星様がきれいです、良いお天気になるでしょう。毎日、週一度、月一度といったようにおまいりくださる方が多勢おられます。信とはありがたいもので、というよりも私は凄いと感じています。
その一番は祈りを続けますと謙虚になってしまうことです。信の世界の話しや在り方をお聞きすることは素直に聞くことができるのです。習い性というものはこれまたありがたいことで、普段の生活にも出てくるのです。
要するに素直に人様の話に耳を傾けることができるのです。それが又自分を豊に高めることになっていくのが嬉しくもあります。そしてそれが「人様との距離の保ち方、礼儀にもなっていく」のです。やはり「分をわきまえる」ことができ、「縁尋機妙(えんじんきみよう)、縁が更に良い縁を生み」運が向上するのが良いかもしれません、昨日書きました士気と傲気を混同しなくなる。
謙虚でありながら行動力が増すのです。なぜならば慈悲の実践力がわき上がるからです。慈悲の実践力とはどのようなことかと申しますと、何か周囲で困っているような事態を見ますと「率先して手伝ってしまう」のです。
ですから言葉ではなく行動を以て率先しサポートするようになったり、人様のケアーを無意識にしてしまうのです。そこに又謙虚さがありますので現実から社会に役に立つ多くの事を学ぶのです。祈りを継続されている人の多くは「人様や周りの人の幸せを祈っておられる」からです。だからこそ率先力が養われてしまうのです。
祈りから「人づきあいの達人が生まれる大きな要因となるのです」。「達人は他人様が心地よいと思う距離感を調整する方法を知る、体得する」のです。
私はいろいろな方と接し拝見もさせていただいております。人との交わり方一つが人生を大きく左右することは皆さんも周知の如くです。
自然と上位に立っていく人は一番はやはり学びを怠りません。ですから謙虚であり、慎み深くしながらも適度な距離を保っています。
どのような態度かと申しますと、目下の人や部下の人に対する時も、泰然としながらも「気配りを忘れない」のです。
両親には、愛情を示しながらも、なれなれしい態度を取りません。そして、よく知らない人には、真心で接し、厭がる素振りなどしないのです。
いかがですか皆さん、祈り、信は謙虚、慎みの最たるものです。学び続けることも同じです。先日三畏(さんい)の話しを書きましたがそれと同じです。好かれようとしてはこのような態度はできません、「こう在りたい」という思いがなければ身につかないものです。身につくにはやはり「信」ですね。信を大切にしましょう。
冷え込んできますと護摩の炎の美しさが増すようです。皆様の心願が一日も早く成就しますようお祈り致します。爽やかな一日をお過ごし下さい。

世界平和をお祈りいたしましょう。Flower in your mind・ありがとう・心に華を咲かそう。日々の徳目、勤勉・質素・社会と人のために一隅を照らす。  合掌
 私たちは東日本大震災の復興、豪雨災害の復興を祈り応援します。
心華寺の庭にも冬の気配がそこここに、寒いのは苦手ですが、冬の気配は好きです。春を待つのが好きだからかもしれません。




高知県土佐清水市にお住まいの信者のIさんに「新高梨」をお供えいただきました。Iさんは季節毎の果実をお供えくださいます。Iさんいつもありがとうございます。毎年その大きさに驚いています。

リンゴと一緒ですとその大きさがお分かりいただけるのではないでしょうか。