飾らず

おはようごいざいます。

「にんげん学」一宮講座ご出席の皆さんありがとうございます。どこの会場でも思うのですが、ご一緒に学んでくださる「学友」とはありがたいものです。一人学問は勝手な解釈をしたり、都合良く解釈したりとなりがちですが、皆さんとご一緒しますとやはり、これでいいのだろうか、と思い学び直すからです。
しかし昨日の論語、子張第19、8条、グサッと心に堪えました。皆さんはいかがだったでしょうか。
「子夏(しか)曰く、小人の過ちは、必ず文(かざ)る。」。意は「子夏言う、過ちは君子も小人も共に免れぬところである。小人の場合は、悪いことには、必ず自分の犯した過ちをあれこれ繕(つくろ)い飾って、過ちそのままの姿で人前に表すことをしない。」。
いかがですか皆さんは、過ちは誰でも犯します。時にどのような態度を取りますか、飾ることは人に弁解し、己に弁解しようとするのではないでしょうか。これが一番よろしくありません、人間的成長を止めてしまいます。飾って言い訳をして、その場しのぎをしたとしても、いくら人が許してくれたからといって、そのままにしておいて良いわけではないのです。
このような行為は人を欺き、大切な自分を欺くことになるからです。そして、一層の過ちを加えることになります。
過ちを犯し改めませんと「過ちを二度犯す」ことになります。また過ちを改めずにいますと、自分で自分を蝕(むしば)み、人間性、人生をどんどんとやせ衰えさせてしまうことを知ることです。逆に過ちを改めますと自然と人はその人をいずれか「仰ぎ見る」ように尊敬信頼するようになるのですから不思議言わなければなりません。改めることに憚(はばか)ることなかれです。
過ちを改めることのできる人は真の勇者となり、改めない人間は永遠に自ら弱者の道をたどるのです。雑草も小さな時に抜けば労力もエネルギーの消費も少ないのです。善いことも小さいことを積み上げることです。今夜は「にんげん学」東京講座、東京地区の皆さん楽しみに出かけます。何か過ちを犯したらすぐ改める日としましょう。良い一日となりますように。

世界平和をお祈りいたしましょう。Flower in your mind・ありがとう・心に華を咲かそう。日々の徳目、勤勉・質素・社会と人のために一隅を照らす。  合掌
 私たちは東日本大震災の復興、豪雨災害の復興を祈り応援します。
東京「ぶら和尚」に行く前に腹ごしらえです。珍しい七味入れ、「ホタテ重とソバ」のセット、タレが二種類、東京は違いますね。



おそば屋さんの窓から八重洲口の屋根が。

東京国立博物館、平成館で開催の「日本国宝展」を観てきました。


ビルの間に見えるスカイツリー、後ろの雲が何とも言えずパチリ。