利は義にあり

おはようごいざいます。

「にんげん学」東京講座ご出席の皆様ありがとうございます。最終講座でお元気なお顔を拝見でき年末を安心して過ごせます。一年ご一緒いただきありがとうございます。仙台からご出席のBさんありがとうございます。気持ちよく新年を迎えましょう。良い年をお迎えください。
新年初講座は1月16(金)です。笑顔で挨拶を交わし未年を良い年にしましょう。来年は「義の年」、心学を修めている私たちの年でもあります。「利は義にあり」事業、お商売、ビジネス、家庭の安泰、人生経営は心学をベースにしてこそ対人関係が良好となります。繁栄の要は対人関係にありです。来年はことさらに学友を大事にすべき年、ご一緒に学んでください。
物事に終始、先後があることはよくご存知でしょう。行き詰まったり、困る事態を引き起こすのはすべてこの終始、終わりと始まり、先と後を確かにしていないために生じるともいえます。いくら思いつきが良くても終始、先後をよくよく見つめていなければ物事を確かにできないのです。
私たちが使命を果たすためには社会の動き、社会が何を求めているかを確かにしなければいけません、そのことを察知できる心が「忠義の心の有無」です。自分がやって欲しいと思う心同様の思いが「忠」、目の前の人のために知識、技術を生かそうとする心が「義の心」。
この忠義の心、情熱、社会の為、目の前の人のためという使命感が旺盛であればあるほど社会に役立つチャンスと巡り会える、活躍させてくれるステージを用意してくれるのです。
自分の能力を知って欲しい、自分を評価して欲しいというような小さな気持ち、我欲では誰も相手になどしてはくれません。
物事の出入り口が「出会い」だからです。これが人生の始まりであり、先に確かにすることです。終わり、目標は自分の思い「自分が得た知識、技術を通して一人でも多くの人に役立ち、社会貢献したいという生涯の使命を果たすこと」です。
使命を達成するプロセスの一歩が「出会い」です。その出会いをどのような思い意識で出会っているのかが問題。こんなに勉強しているのに、なんで私は生かされないのだと悩んでおられる方は「忠義」を考えましょう。
ノーベル平和賞を受賞しましたマララさんは世界中に大きな使命感の動機付けを促したための受賞です。このように使命感が溢れていれば世間様が放ってはおかないのです。
いかがでしたか皆さんは今年一年の終始は、確かな「円相(○まる)」を書くことができましたか。○は書き出しと終わりがつながってこそできるのです。終始一貫、円満な一年だったでしょうか。
なかなか難しいとは思いますが、○を書くことを目指すべきです。そのためにはやはり出会いの印象といいますか、出会って自分が何ができて何ができないかを確かにして話すべきです。専門家として何ができるのか、できないのかです。自分の得意分野を確かにしていませんと、目の前の方の話をお聞きして全体的な仕事の枠組みのなかで、自分の能力、才能をどのように生かし取り入れていただくかがわからないからです。
相手の話を確かに聞きもせずに自分のことを話したとしてもかみ合いませんし、自分でスペシャリストだと思っていればいるほど全体像といいますか、相手から全体の様子を窺い知るためにも話を良く聞くことです。そうすることで確かな終始とできる可能性を大きくするのです。
今日は週末で12月も二週間を過ぎようとしています、一年の反省をするに良いときではないでしょうか。じっくりと反省をして対策を講じ良い一日としましょう。

世界平和をお祈りいたしましょう。Flower in your mind・ありがとう・心に華を咲かそう。日々の徳目、勤勉・質素・社会と人のために一隅を照らす。  合掌
 私たちは東日本大震災の復興、豪雨災害の復興を祈り応援します。
上野東照宮におまいりしました。豪華絢爛とは東照宮のためにあったようです。神木も凄い。