八千枚護摩

おはようごいざいます。

不思議なもので年を重ねますと祈り学ぶ意欲が増してきます。ご利益、成果がはっきりするからかもしれません。それ以上に精気がみなぎってくるという思いがわいてくるのが良いのかもしれません。若いときにこのような感情になっていればと?。そうは問屋が卸さないのでしょう天も神も、やはり信じる力、至誠と実行は時間を要し継続し長養してこそ人格形成にも、意識の深さにも、人様への信頼や信用にもつながるのでしょう。それと人生とは気づいたときに行動する事がやはり大事なのでしょう。
進化論などでも「弱い者が生き残る」ということが言われています、環境に適応し変化しない者は終局を迎えるだけだからでしょう。それは使命感を言っているのだと思っています。従うとは弱いということでもあり、使命感があるからこそ従うが故に変化し進化できるのです。老子の説く柔弱こそが真に強いということです。弱いというのは単なる弱いというのではなく、主体性を持って従う世界、ですから弱いという普通の認識とは少し違ったものです。
私が従ったのはただ理由もなく従ったのではなく、法の道を歩み従って変化し進化した先人の方を多く見たからです。そして従った法、教えが凄いと言われるのではなく「誰々が凄い」となっている事実、「従った者が賞賛されている事実」です。それを感じたとき私は凄いと思ったのです。従った者の個性が発揮される事実です。「法が法を広めるのではない、人が法を広めるのである」ということの事実です。
従えば最初は「不自由を感じます」、そこを抜けなければ「真の自由は得られない」のです。大方の人は一歩は踏み出すのですが、法則に従って最初の不自由さに耐えかねてそこで終わってしまい、何も得られなかったとなるのです。
これは「信力の弱さ」です。力は外にあるわけではなく、「自分の中に在る」のです。中に在る力が「法の力で引き出される」のです。これは人によって時間差があることを知らなければいけません。
法を信じ、己を信じてこそ変化、進化があるのです。このこともやはり「至誠と実行」です。いくら法を知識としたとしても「至誠と実行」がなければ変化、進化はあり得ないのです。
今日から至誠と実行の三日間、どうぞ「八千枚護摩供」におまいりください。祈りを実践し、添え護摩祈願をされた方が多くのご利益をいただくのです。今日も素晴らしい一日でありますよう。今日一日を素晴らしいと思えた人に神仏は加護をくださいます。

世界平和をお祈りいたしましょう。Flower in your mind・ありがとう・心に華を咲かそう。日々の徳目、勤勉・質素・社会と人のために一隅を照らす。  合掌
 私たちは東日本大震災の復興、豪雨災害の復興を祈り応援します。
皆様から寄せられました「八千枚護摩供への添え護摩木」です。どうぞおまいりください午後2時入行です。昨日は冬至でしたので「ゆず湯」で身を清め今日に備えました。