意識を強く

おはようごいざいます。

至誠と実行は正しく道理です。いくら正しい論理を頭に詰め込んでいたとしても実行がなければ事はなりません。法に虚心に従ったお陰で多くの方のお力添えをいただき「八千枚護摩供」を満行させていただきました。
人欲(外の刺激によって犯される欲)に犯されず、師から伝え授けていただいた法に真摯に従い歩む人生を過ごしてきたからこそ皆様が真摯に添え護摩祈願をくださり、おまいりお手伝いをしてくだされたと「法と師と皆様の信力に改めて感謝」しています。
社会では自分勝手にやったとしても物事の成果は出ません。やはり法則に沿ってこそ力が発揮されます。一歩から二歩三歩と歩むことを知れば一歩をおろそかにせず、三歩もその先の歩みもおろそかにできないはずです。いくつ何歳になっても習練は大事です。
そのための基本、朝の一歩が大事です。一歩を間違えて歩めば先になればなるほど差が大きく方向が違ってくるのです。
だからこそ日々意識して歩み始めなければいけません。意識せずに惰性になってやっていては修行にならず鍛錬にもなりません。それは目標を確かにしていないからともいえます。この一歩はどこを目指しているのかという意識です。
意識を確かにせず惰性で日々を暮らしておりますと、感覚的な人欲の意識に翻弄され、たとえば、思いつきで学んだり、高言を吐いたり、投資したり、やればできるだろうと高をくくって借金を作ったりと、人欲に犯されてしまうのです。
何も人欲が悪いというのではなく、我欲に犯されず(自分に都合よく考えず)、人欲の中に潜在している、慈悲、仁愛に目覚めることです。目覚めることで、「法の大事」「人様の苦悩を導く」、「どうすればどうしたら人様のお役に立つ発想となるのだろう」という「大我(たいが)・真我(真実の人欲)」になっていくのです。それは一歩を日々意識することで外に行きっぱなしにならないように一からやりなおす「法」を保ち自分を見失わなくなってこそできるのです。
今夜は「にんげん学」小倉講座「老子を読む」です。本年最終講座、明晩は神戸最終講座、真我に目覚める心学をご一緒して心静かに良い年を迎えましょう。会場でお待ちしております。

世界平和をお祈りいたしましょう。Flower in your mind・ありがとう・心に華を咲かそう。日々の徳目、勤勉・質素・社会と人のために一隅を照らす。  合掌
 私たちは東日本大震災の復興、豪雨災害の復興を祈り応援します。
昨日散歩していますと下関駅前にゆるキャラが、下関豊田町の「ほたるん」です。蛍が出る町で有名な所、一度でかけてみたいと「ほたるん」を見て思いました。皆さんも是非一度愛宕寺におまいりの後に行ってみてください。舟の上から国の天然記念物「木屋川のゲンジボタル」を見ながら川下りが楽しめるそうです(6月中旬から下旬)。季節外れの蛍でした。