改める

おはようございます。

もう幾つ寝ると〜お正月〜と歌ったのは遠い昔です。私は日が改まる、週が新しくなる、月が改まる、新しい年が始まるということが好きです。子供の時のトラウマかもしれません、毎日毎日がイヤでイヤで早くイヤな日が去って新しい日が来ればいいのにと思うことがよくあったからです。日々の出来事が何一つ解決せず問題ばかりが増えていく。
今ではイヤな日が早く去って欲しいという気持ちは無く、新しい日が何か新しい物を運んで来てくれることを楽しみにしています。「日に新たに、日々に新たに、また日々新たなり」という言葉が好きです。
「今日の行いは昨日よりも新しくなり,明日の行いは今日よりも新しくなるように修養に心がけねばならない。」。殷(いん・古代中国の国名)の湯王(とうおう)は,これを盤,すなわち洗面器の器に彫りつけて毎日の自誡(じかい)の句としたといいます。
大実業家であった故・土光敏夫氏はこの「日々新たなり」を好んだそうです。彼はこう言っています。「座右の銘を一つ上げろと言われれば,躊躇なくこの言葉を上げたい」と。「一日を一生懸命やるために」「正しき者は強くあれ」の中で,「神は万人に公平に一日二十四時間を与え給うた。」われわれは,明日の時間を今使うことはできないし,昨日の時間を今取り戻すすべもない。ただ,今の時間を有効に使うことができるだけである。・・・私は一日の決算は一日にやることを心掛けている。うまくゆくこともあるが,しくじることもある。しくじれば,その日のうちに始末する。反省すると言うことだ。今日が眼目だから,昨日の尾を引いたり,明日への持ち越しをしたりしない。昨日を悔やむこともないし,明日を思い煩うこともしない。このことを積極的に言い表したのが,「日新」だ。昨日も明日もない。新に今日という一日に全力傾ける。今日一日一日を有意義に過ごす・・・」。
凄いですね、名実共の大実業人です。「心学を修めているからこそ」の座右の銘。私もこの「日新」が大好きです。修正し改めて又新たな一日を向かえる、チャレンジできる、愚鈍であればこそ何度も何度もチャレンジできる至誠と実行。今日も一日を確かに過ごしましょう。
 
世界平和をお祈りいたしましょう。Flower in your mind・ありがとう・心に華を咲かそう。日々の徳目、勤勉・質素・社会と人のために一隅を照らす。  合掌
 私たちは東日本大震災の復興、豪雨災害の復興を祈り応援します。